石川社中の音楽独り言

ブログ記事の内容に関係なく質問どうぞ!
特にギターや作曲やDTM等をしている方達へ
又愛知県の方達へ是非宜しくです。

EQ(イコライザー)って一体何?Ⅱ

2014-12-30 09:58:21 | 音楽
えー先回はEQのそもそもは?で終わってしまったけれど、今回は

その役割を中心に書きたいと思います。


EQは簡単に言えば、自分の作った音楽の欲しい音域を出してイヤな音域を抑える

これが全てだと思います。


音の高さはご存知のように周波数で表すことが出来ます 例えば

ギター5弦の12フレットの音は440ヘルツのA4の音です


つまり自分が録音した音の中で、そのA4の音が小さかった・・・と思えば

まず周波数を440に合わせて、その後ブースト(強調)つまみを上げてけばよいのです


すると他の音は上がらずその音だけ大きく前面に出てくるわけです

勿論その周辺の音も含むかかその音だけピンポンイントだけに出すかは設定できます。


凄いでしょ! でもそうなるとEQを操作するに一つ重要な前提がありますよね・・?

そう! 楽器ごとのどの音域(周波数帯)がよい音で、どの音域が不快な音なのか?

知っておく必要がありますよね?


これは一杯資料として何処でも載っているので此処では省きますが 1例として


ロックの迫力を出すドラムのバスドラは50Hz(ヘルツ)~80位です  よって

私はほんの少しその辺を持ち上げます 又胴鳴りの音は300~500辺りでしょうか

又アタック感を強くするには1000から2000ちょっと位だと思います。


何か難しそうだけど、俺は自分の耳を信じると言う人にはある基本的な操作法があります


それはブーストつまみをまず一杯上げておきます

その次に周波数帯を低い音域から高い音域につまみをぐるっとゆっくり回してゆきます


そうすると自分の好みの音や反対に耳障りの音が強調されているので探しやすくなります

次に欲しい音はブーストを元に戻し、 チョイ持ち上げる程度にします

又耳障りな音はブーストとは逆にカットの方へつまみを回します・・・全トラックに。


でも・・・そんなに1つのトラックでたくさん周波数帯設定できるの?


そうだよね これは値段にもよるけれどEQはよく4バンドEQ等と書いてあります

これは1つのトラックに周波数帯が4つ設定が出来ると言うことです。

(例・・・低域・中域・中高域・高域等) 


そして何よりも最後にポイントになることを書きますが・・・EQは

ブーストよりもカットつまり何処の音域が耳障りで何処の音域を減らすと

全体に音楽がすっきりして来るか・・・・その事の方が重要だと思います。


とかく最初はブーストしがちですが、小さく聞いていると分からないですが

大きな音量で聞くと耳障り感が一杯になります・・プロの人達はカットが上手いですよ。


何処を減らせばすっきりするか?そちらのほうが難しいしい気がします

そしてその後に足りない部分や好きな音域をブーストして膨らませる・・・・・

私は そう心掛けています・・・何かの参考にでもなれば嬉しいです。

EQ(イコライザー)って一体何?

2014-12-27 11:21:12 | 音楽
イコライザーはご承知のようにエフェクターの1種ですよねえ

ところがこのイコライザーは操作 つまり扱い方がちょっと難しいのです。


ではそもそもそのEQの意味は一体何なの・・・?って事だけれど

2+35ですよね・・・いやいや別に

算数の話がしたいわけじゃないですよ

この=がイコライザーの語源なんですよ


つまり等しくするって事ですよね・・・イコライザーは等しくする機器です

英語だとこんなんです・・Equal→Equalizer


うん それは分かったけれど、じゃあ一体何と何を等しくするの?

まあ当然そう来るよねえ・・・そこだよね大事なのは 

その答えは、原音と再生音を等しくするって事です 


例えばマイクの前で歌って声を録音する場合 

歌ってる生声を100%としましょう そして録音して再生した音も

100%のような気がしますが これが100%にはなりません。


どんな録音機器でもシールドやケーブルを使います 平たく言えば

線を使ってマイクと録音機器へと或いはその他の機器の間の接続にも

多くの線を使ってるわけです。


そしてその線の長さが長ければ長いほど抵抗を受け、原音の100%から

どんどん音が劣化してゆくわけです。


例えばコップ一杯の水を長さ10cmの洗車用のホースに傾け流すと

すぐに出てきますが そのホースの長さが10m迄になるとちょろちょろとしか

出てこなくなります・・・これも抵抗を受けるからですよね。


歌った原音100%の音をマイクの線を使って録音機器に録音したので

抵抗で劣化し再生をした時には、例えば93%の音になってたとします・・・


7%もったいないですよね?・・・そこでその失った7%の音を取り戻す為

EQをつかって7%補正するなら 理屈上原音の歌の100%になりますよね?


まあ非常にざっくり書けば

原音100%→線等の抵抗などによって93%になる→再生音は93%・・・そこで

原音100%→線等の抵抗などによって93%になる→EQ補正7%→再生音100%

ってな事でしょうか(数字はあくまで説明の為の数字です)


勿論、音質補正や等しくする事がイコライザーの本来の使い方ではなく 実際では

もっと積極的な意味での音の加工したりよい音の為の音作りするのが現在の使われ方です


上記に書いてあるのは そもそも論と言うことです・・・今日はこれくらいで・・・。




宅録はCDよりいい音で録音が出来るって本当?Ⅱ

2014-12-26 09:32:12 | 音楽
えーと今回は 量子化の話

その前にスカイプを先日設定したんだけれど

イマイチ 使い方が分からない・・・ご存知の方いたらどなたか教えて下さい。


さて音質を確かめる数値として〇ビットの△KHz・・と言うのを先回書いたけれど

△の箇所は簡単に言えば何処までの高音が聞こえるかの値

そして更にその数値の半分の周波数の音まで聞こえる・・・って事でしたよね

△・・・つまりサンプリング周波数は高音の上限を示してるわけで

CDは44,1KHzなのでその約半分の22KHz辺りまでの音が聞こえる

って事でしたよね(人間の耳には高音はおおよそ20KHz位の音が可聴範囲)


では今度は量子化の話(〇ビット)

量子化とは音の大小の変化を数値化することです

音は波形のかたちをしています 音が大きければ津波のように波は高く

小さい音は小波のようなものです・・・ンでその波を大まかな分解能であらわすより

無限に細かく分解しあらわすほうのが実際の波の形に近いのは当然ですよね。


つまり8ビットよりも16ビット 更に24ビットのほうが実際の現実の音に近く

より小さな音から大きな音まで聞こえるわけです。(ダイナミックレンジが広い)

ビット数が少ないと小さなデリケートな音はノイズと処理されます。


さあそろそろまとめですが

CDは16ビット44,1KHzと言う数値の音質です。


これはメチャ簡単に言えば16ビットの細かさで音のリアル感である大小を再現し

又高音の上限は22KHzの辺りの音まで聞こえる・・・・事をあらわしています。


それに対し宅録(自宅録音)の人はオーディオ・インターフェイスを使い

録音している人達がほとんどなので24ビット48Khzや24ビット96KHzで

録音している人達が一杯います(安価なものを使用してる人でも)


・・・って事は自宅ではCDよりいい音で録音してると言えるわけだと思います

勿論スピーカー等の周辺機器がショボければ意味はないけれど・・・


環境さえ整えばかなりいい音が出ますよ・・・まあ今日はこんなところかなあ。


宅録はCDよりいい音で録音が出来るって本当?

2014-12-24 13:38:44 | 音楽

これについては・・・うーん本当ですね。

CDの音の良さを数値で表すと16ビット44,1KHz(CDフォーマット数値)

宅録は3万円前後のオーィオ・インターフェイスでも24ビット48KHz位で

少なくなくとも録音していると思います・・場合によっては24ビット96KHz位で

録音している高校生なんかもいます。


つまり今ようやく騒がれだしたハイレゾ音源と同じクオリティーですよね。

そんな良い音で録音しても結局CDに焼き付ける時は録音した音より

劣化した音で皆さんCD化しているわけです・・・矛盾してるでしょ!?

何故ならCDフォーマット数値の設定にしないと焼付けけできないから・・・。


うん??ところで そもそも16ビットだの何キロヘルツ(KHz)だの

難しい言葉が並んでいるけど 一体何・・・それって・・・? アーン?


へーえ へえ! ご指摘ごもっとも!

音の信号をCD或いはパソコンに取り入れるにはデジタル信号に変えます

その行程は2種類あって一つは標本化もう一つは量子化と言う変換行程があります。


標本化は音の信号を1秒間に何回録音するのか?と言うことで

CDは44,1Hzつまり4万4千100回 録音するわけです でも当然それよりか

48KHzのほうがデータ量が多いので数値が多いほうが勿論よい音なわけです

まあグラフで言うなら、時間の事なので言わば 横軸或いはX軸の細かさの度合いです。


そしてこの標本化したHz(ヘルツ)であらわす数値をサンプリング周波数と言います

つまりCDの音質は量子化16ビットにサンプリング周波数44,1KHzです。


うーん 何となく分かったけれど・・じゃあ その44、1の何とか周波数が

実際に音の音質のどの部分に関係してまたは影響するんだい・・??


よくぞ 聞いてくださいました・・・そこに疑問を持たれてこそ はじめて

私がお慕い申し上げる旦那様です (イマイチ 分からないが・・)


サンプリング周波数には定理があって、此処は省くけれど結論として

サンプリング周波数数値の半分の数値の高音成分まで聞こえる

つまりCDは44,1KHzの約半分の22KHzの高音まで聞こえるわけです

人の耳は高い音は約20KHzまで聞こえるそうで まあギリ聞こえるわけですね。


しかし48KHz(24KHz)になると耳には聞こえないけれど〔空気感〕や

〔肌に感じる音〕まで聞こえると言うのが 最近のハイレゾブームでよく言ってますよね


つまり人は耳以外にも音を感じていて 高いサンプリング周波数になると

その音までが聞こえる或いは感じ取れる分けですね。


長くなりました量子化の話は又次回・・・何かの参考にでもなれば嬉しいです。

ミキサーがなくてもコンサートが出来る??その2

2014-12-21 10:02:20 | 音楽
えーと・・・今回はオーディオ・インターフェイスについて


オーディオ・インターフェイスはそもそも何や・・?って話ですが

音を録音する時、以前はカセットやテープで行ってました。

自然界の音はアナログなので、そのアナログの音を電気信号に変換し

アナログのテープに録音していたわけですが

ではデジタル機器のコンピューターにアナログである人の声や楽器の音を録音しようとすると・・・

コンピューターは当然 受け付けません・・ではどうしたら良いか?


人の声や楽器の音は普通マイクで録音しますが そのマイクとコンピューターとの間に

自然界のアナログデータをコンピューターが使うデジタルデータに即座に変換してくれ、

コンピューターに分かるようにデーターを取り入れる〔通訳〕を入れます


その通訳がオーディオ・オインターフェイスなのです。

これがあれば 歌・楽器・或いはシンセ等のデジタル楽器等 何でも録音できます


そして録音する音質は安価な物でもCDよりかなりいい音で録音できるのです (これは後日詳しく)




又オーディオ・インターフェイスの前面や背面にはミキサーのように入力・出力端子があり

此処にマイクを差し込んだり或いはそこからスピカーへ出力したり出来るのです

(勿論オーディオ・インターフェイスの 入力・出力端子は値段によって数が違ってきます)



賢明なあなたはもうお分かりだと思います 段々ミキサーっぽい話になってきたっしょ!




うん?でも疑問が残る・・・・ミキサーってボリュームや音をどっちに振り分けるか等の

色々なスライダーやスイッチが付いているけれど、・・・

弁当箱のようなオーディオ・インターフェイスには そんなものはないじゃん・・?


旦那!!・・ごもっとも! 仰るとおり! あんたが大将!!(古い!) 


実はオーディオ・インターフェイスを買うと、ドライバーソフトが入っており

それをインストールすると、なんとパソコンにミキサーをシュミレーションした

画像が出て来るのです・・・この画像のスライダーやスイッチをマウスで上げ下げする事で

実際のミキサーと同じ感覚で操作が出来るのです・・・


つまり実際のハードとしての大きなミキサーを小さなノートパソコンの中に画像として入れ

それをマウス操作をして音を出すわけです 

又それを仲介するのがオーディオ・インターフェイスって事になります


以上 でっかい本物のミキサーを運ばずとも

パワード・スピーカーとオーディオ・インターフェイスとノートパソコンがあれば

アナログミキサーより高音質なコンサートが出来ると言うお話でした・・・。