菅野臣太朗の携帯メール日記

演劇で日本を元気に。そして、健やかに

臣太朗、ムンクに衝撃!

2007年12月05日 | Weblog
12月5日(水)晴れ



Edvard Mung


ムンク。


《ムンクの「叫び」》のムンクだ。


今日は、たまたま時間があったのでムンク展に行った。


半年に1回位は、美術館へ行く。


言葉を生み出し、
言葉を再生している毎日に行き詰まった時、美術館へ行きたくなる。


言葉の無い世界へ行きたくなる。


言語に囚われない場所へ行きたくなる。



だから、よく美術館に行っても絵画の横にある説明文は殆ど見ない。

見たとしても、絵画を観た後に読む。


それは、説明文の言葉によって《概念》を植え付けられない様にする為。



例えば、一瞬何だかよく分からない絵画を《鳥》と説明されると、 《鳥》しか見えなくなってしまうから。


《鳥》の絵画を《鳥》の絵画として、見ようとするのが絵画の楽しみ方じゃないとオイラは思うから。


言葉は、時に《見える可能性を壊す力》を持っている。



ムンクの絵画を観ながら、そんな事を考えていた。


そして、初めて知った事。

ムンクの絵画は、個々の作品を一つずつ独立した作品として鑑賞するのではなく、絵画全部を一つの作品を観る事。

言わば《装飾性》
これをムンクは《生命のフリーズ》と呼んだ。


なるほど。


一つの作品で見えない部分は、全部の作品からの全体像から見える。


明日が最終稽古の「Merryなヤロー☆」


オイラ全体の作品から、今回の作品を見てみようと思う。

自分で気付けなかった《無意識の何か》を抽出出来るかも。


てな訳で明日の最終稽古、新たな何かを更に注入しよ。


因みに、ムンクの絵画達で一番衝撃を受けたのが「マドンナ」と言う作品。


変に運命的な物を感じた。


何故感じたかは、「Merryなヤロー☆」を是非!


てか・・・

















明後日本番じゃん!




<今後のお知らせ>

12月7日(金)~24日(月)
円盤ライダープロデュース#4 「Merryなヤロ~☆」
脚本・演出
上野毛@quos(アクオス)

円盤ライダーウェブサイトへ


2008年1月8日(火)~14日(月)
S×Sプロデュース 臣太朗組 「Sparkling」
脚本・演出
新宿村ライブ

SUNBEAMウェブサイトへ


2008年2月21日(木)~3月5日(水)
ROCK MUSICAL PROJECT #2
「ホワイトソング」
演出
笹塚ファクトリー

RMPウェブサイトへ
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