菅野臣太朗の携帯メール日記

演劇で日本を元気に。そして、健やかに

四十八ノ六十日目

2022年10月21日 | Weblog
十月二十一日(金)晴れ



角牛猛虎公演
稽古五日目

大枠の
ミザンスが付いて
今日あたりから
細かく場面が
作ることが出来ている

細部に神様は宿る

物作りの原点は
ここだと思っている

今日
出演者たちが
背負ったものは
まだまだ序の口
ここから
もっと
背負うことがたくさんある

あっという間に
今週の稽古が終わった
土日は稽古休み

静養しつつ
整理してもらいたい

稽古後
とある場所の下見

年末に

もう一作品作ろうと思っている

帰りにうなぎ

これも下見の一環

今日もありがとう
感謝
明日もまた始まりますように
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四十八ノ五十九日目

2022年10月20日 | Weblog
十月二十日(木)晴れ



角牛猛虎公演
稽古四日目

今日は
予定以上の場面の
ミザンスが付けれた

二場
三場
四場
五場半分
六場半分

今日で
半分以上の
ミザンスが作れたから
なかなか
順調に
稽古が進んでいる

稽古すれば
稽古するたびに
俳優たちは
まだまだ気付いていない
台詞の意味や真意
こちらの狙いがあるんだなと実感

それに
気づくまで待つか
その前に気付かせるか
明日の稽古まで
試して
突いてみようと思う


あの山の
頂上で見下ろす像のように
稽古場で
居続けようと思う

明日で
今週の
角牛猛虎公演稽古は終了

本当に早い
何もかも

本当に

今日もありがとう
感謝
明日もまた始まりますように
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四十八ノ五十八日目

2022年10月19日 | Weblog
十月十九日(水)晴れ


角牛猛虎公演
稽古三日目

全八場中
二場
三場の
ミザンス付け終了

なかなか
良いペースで
進んでいる

まだ
細かい部分までは
稽古が出来ていないけど
出演者が
台詞をどう解釈しているのかを
見定めながら
稽古を進めているので
そういう点では
かなり出演者の概念を把握できていると思う

この概念なのね
この解釈なのね
この感覚なのね

想定内も
想定外も
人ってのは面白いなと
感じている

だけど
この若き出演者の
概念も
解釈も
感覚も
根こそぎ
揺すってやろうと思うのです

彼女たちが
見たことのない世界を
見せるために



世界は
もっと美しくて
もっと醜いことを教えたくて

今日もありがとう
感謝
明日もまた始まりますように
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四十八ノ五十七日目

2022年10月18日 | Weblog
十月十八日(火)曇り



角牛猛虎公演
稽古休み

しかし
出演者たちは
先週
僕が行った
あの場所へ行きました


険しい山道を登り

魂の眠る場所に

行かなきゃ分からんことを
彼女たちは
痛感したようで
明日からの稽古が
どのように化けるのか
非常に愉しみです

手のひらの画面に
翻弄される現代社会で
僕たちは
何が事実で
何が真実なのか
考える間もなく
麻痺されている

そんな現代社会の解毒剤が
演劇だと思っている

今作も
また違った角度から打つ解毒材

忘れてほしくない
あの事故を基盤に
明日からよりよく生きれる演劇をお届けします

今日もありがとう
感謝
明日もまた始まりますように
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四十八ノ五十六日目

2022年10月17日 | Weblog
十月十七日(月)小雨



菅野臣太朗演劇俱楽部
「角を圧し折られた闘牛は、勇猛果敢な猛虎と成る」

本日
顔合わせ
本読み


これから
灰色の世界に
没入していきます

この作品は
あの
旅客機墜落事故を
題材にしています

だからといって
そのまま
作品にするのではなく
僕なりの見解でお届けします

今日は
そんな想いと
あらすじを
ここに記載します

その島には
何かを捨てたり
誰かに裏切られたり
何処かから逃げて来た人達が集まっている

その島には
広大な畑での農作物を収穫する仕事があり
現実から遁走した人達が
本物の希望を見つけるために
その島で奇妙な離島生活を送っていた

へばりついた欲望と
拭いきれない絶望
全ての願望は音もなく失望に変異する

噛み合わない価値観と
分かり合えない人生観と
理解しがたい世界観が犇めき合うその島は
牛が横たわっている姿に似ていることから「臥牛島」と呼ばれていた

そして悲愴な啼き声が
未だにどこからともなく聞こえてくるその島には
かつて
大型旅客機が墜落し
多くの尊い命が失われていた


あの夏
僕が見た
真っ赤に染まった夜空から書き始めました
未だ様々な憶測や真実が飛び交う
あの墜落事故を
そのまま演劇にするのではなく
もし
あの旅客機が………‥
僕なりの見解で描きたいと思います

脚本・演出 菅野臣太朗





今日もありがとう
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明日もまた始まりますように
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