「ポスト菅」を窺う仙谷由人代表代行はじめ、全候補者は、「原発推進派」で、「脱原発派」ではない

2011年07月18日 00時40分55秒 | 政治
◆この期に及んでも、「原発ありき」の政策にこだわって「ポスト菅」を狙っているのが、民主党国会議員である。それならば、「脱原発」を掲げて戦っている河野太郎衆院議員を擁している自民党の方が、まだ救いがある。民主党は、たとえ掛け声だけでも「脱原発」を明言した菅直人首相を寄ってたかって袋叩きにして、政治生命まで葬ろうとしている。乱世に欠かせない小沢一郎元代表を座敷牢に入れて、殺しにかかったうえに、今度は、菅直人首相までダメにしようとしている。とんでもない政党である。
 この「悪の政治」の張本人は、言うまでもなく、「悪の政治家」である仙谷由人代表代行(官房副長官)である。菅直人首相の「人物鑑定眼」が拙劣であったまさに自業自得なのだが、それにしても、仙谷由人代表代行が、民主党政権をガタガタにした最大の責任者であったことは、だれの目にも明らかである。
◆今度は、この仙谷由人代表代行が、国民世論に真っ向から敵対して、菅直人首相の「脱原発」明言を「単なる願望」と決め付け、一蹴して、政治史のなかで闇に葬ろうとしている。
 これもおかしな話である。菅直人内閣の閣僚でもないただの官房副長官が、倒閣の先頭に立ち、そればかりか、上司である菅直人首相の政策発言を否定する発言を天下に広めるなどというのは、許しがたい。下克上である。即刻、クビにすべき筋合いのものである。そのうえ、現職の長島昭久防衛政務官長が、仲間を募って「菅直人首相」に退陣を迫る要望書を仙谷由人代表代行に手渡した。これも、本来は、受け取るべきではなかった。長島昭久防衛政務官長は、自ら辞任してから、菅直人首相に辞任を迫るべきであった。これが正式な軍隊なら、反逆行為で逮捕され、場合によっては、反逆罪で銃殺されて然るべき行為であった。この軍隊内での秩序が、わからないようでは、防衛政務官の資格はない。
◆話を元に戻そう。朝日新聞の7月17日付け朝刊「4面」は、「『脱原発』も退陣危機?ポスト菅候補 軒並み否定的」「『個人の夢』『単なる願望』『段取りは』」という見出しをつけて、「主な『ポスト菅』候補の脱原発をめぐる発言」を収録、分析している。イントロ部分で「菅直人首相が提起した将来の『脱原発』社会をめぐり、『ポスト菅』の有力候補が次々に『原発維持』の考え方を表明している。 このままでは原発の是非が民主党代表選の争点にならず、菅首相の退陣後は「脱原発」が立ち消えになる可能性も出てきた」
 仙谷由人代表代行を筆頭に、現在名前が上がっている候補者は、みな、菅直人首相が明言した「脱原発」に反対の姿勢なのだ。言い換えれば、「原発維持・推進」派である。
◆しかし、朝日新聞は、この記事の最後に「朝日新聞の世論調査では77%が原発を将来やめることに賛成している。党内には「首相辞任後、脱原発を掲げて代表選に出れば゛得票を伸ばせるかも」(中堅議員)との声もある」と書いている。
 確かに、原発推進派の「ポスト菅」候補者と一般国民との意識の差は、雲泥の差がある。民主党代表選に勝っても、国民から支持を得るとは限らない。ましてや総選挙ともなれば、国民からそっぽを向かれる恐れもある。
 国民の多くは、すでに見抜いているのだ。それは、民主党が電力業界の労組である電力総連から資金的に、組織票においても、絶大な支援を受けている政党であるということだ。決して、一般国民の利益を代表しているのではなく、電力業界という「特殊利益」の代表政党であるからである。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
米国は、CIA要員に養成したチベットのダライラマ14世と連携し、人口削減のための「インド・中国の核戦争」の準備を着々と進めている

◆〔特別情報①〕
 米国は世界各地にCIA要員を配置している。最大の目的は、安全保障だが、戦争好きな米国は、CIA要員を戦争目的に動かすことが多々ある。
 現在、米国は、「悪の戦争経済」による米国経済再生と、景気浮揚を図りたい。このため、すでに主戦場を「インド・中国」に設定している。

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『自・社連合が小沢一郎への逆襲をはじめた』1994年7月30日刊



もくじ

2章 田中角栄門下生たちによる骨肉の争い
  ―自民党内の小沢一郎包囲網の暗躍

細川に「武村を切れ」と命じた小沢一郎の真意

 新党さきがけの武村正義官房長官(現在、蔵相)との暗闘は、熾烈だった。これは、実は、武村正義官房長官が、東大(経済学部卒)出身で、かつ旧内務省の嫡流意識がもっとも強いと見られている自治省の高級官僚出身者であるという経歴と無関係ではない。

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四王天延孝陸軍中将の名著「猶太(ユダヤ)思想及運動」 No.122

第二章 第一世界大戦

前回からの続き

此の大戦の眼目の中に、前世紀末來の東歌羅巴のユダヤ人解放の問題が包藏せられあることは既に繰返し説術した所であるが今開戦後實現せる幾多の事實を列挙して、終にロシア革命を決行せる真相の把握に資する。

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2 コメント

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あの菅さんのドッキリ発言 (愛信)
2011-07-18 08:39:41
あの菅さんのドッキリ発言第6弾
「諦めない」のなでしこジャパン世界一、わたしも首相
辞めないでガンバルね。

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河野太郎は反日政治家 (通りすがり)
2011-07-18 10:17:01
日本のエネルギー源を海外に頼っている現状で、原発を廃止したら、日本は、戦前と同じ状態になり、再び窮地に追い込まれる。原発に替わるエネルギー源を開発するまでは、現在の原発に頼るしかない。昨日、TV朝日の朝の番組で取り上げていたように、電源喪失に対する対策を、日本が、アメリカから指摘されたいたにも拘わらず、無視した事が、今回の事故に繋がっている。マスコミは、脱原発を、左翼政治家と一緒なって騒いでいるが、日本のエネルギー事情を考慮して報道すべきである。尚、脱原発と騒いでいる河野太郎は、国籍改悪法案の推進派で、反日政治家の一人でもある、まともな、国会議員なら、直ちに原発を停止したら、日本経済が成り立たなくなる事ぐらい承知している筈である。河野太郎は、選挙目当てにマスコミ受の良い事を言っているに過ぎない。脱原発を本気で訴えるならば、自民党を離党すべきである。
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