『NEW司令系統で読み解くこの国のゆくえ』(2013年10月31日刊)第2章「デイビッド」から「ジョン・D」… 4年にもわたって繰り広げられた小沢暗黒人民裁判/この間マスメディアも加担者であり続けた

2024年11月03日 18時47分55秒 | 『NEW司令系統で読み解くこの国のゆくえ』(2013)
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
『NEW司令系統で読み解くこの国のゆくえ』(2013年10月31日刊)第2章「デイビッド」から「ジョン・D」ヘロックフェラー家の覇権交代劇で日本の権力機構は揺れに揺れた 4年にもわたって繰り広げられた小沢暗黒人民裁判/この間マスメディアも加担者であり続けた……


 
 国民の生活が第一の小沢一郎代表に対する「暗黒人民裁判」の東京高裁(控訴審=小川正持裁判長)は2012年11月12日、「控訴棄却=無罪」判決を下した。
 完敗した検察官役の指定弁護士(大室俊三弁護士ら3人)が最高裁への上告を断念するまでは、無罪は確定しないので、小沢一郎は、この日予定していた記者会見を「お預け」にした。
 だが、マスメディアは2010年1月15日から2年10か月(2008年11月の西松事件から数えると4年)にわたる長期間、「暗黒人民裁判」をフレーム・アップして近代刑法の根幹である「推定無罪の原則」を無視しセンセーショナルな報道により、「人権侵害」を続けてきた。
 しかし、第1審の東京地裁が下した「無罪判決」を支持する「控訴棄却判決」が下されても、それまでの「間違い」を悔いることもなく、無責任な消極的報道で、逃げ切らうとしていた。
 「冤罪事件」が次々に暴かれているけれど、これらマスメディアは、自らが「冤罪事件の加害者」になっていることに、未だに気づいていないかのようであった。その分、罪は重い。

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