新!編集人の独り言

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仙台で牛タンを食べる

2006-10-22 09:43:02 | Weblog
さて、仙台での昼食。しかし、さすがに昼時あっちこっちで人の山山山。
「ラーメンが食べたいなぁ」と相方。
しかし、仙台にくる事を想定していなかったので、どこがうまい店なのかわからないという困った状況に。
というよりも、ラーメン屋というものがあまりないのが不思議。
あってもチェーン店だとか、とんこつだとか、そんなんばっか。
地元のラーメン屋、がんばってよ。仙台味噌っていうすばらしいものがあるんだから。

という事で、「やっぱり牛タン食べよう」という事に。
有名なところはやはり大行列。
でも、考えたら並んでいるところって必ずといっていいほどガイドブックに載っている訳で、これってつまりは観光客が並んでるって事ですかね?
「並んでまで牛タン食べたくないなあ」
「かといって、怪しい店っていうのもなぁ」
確かに空いている店っていうのは「味は・・・」って悩む事も多かったりするんですよ。
こういう情報が全くない状態での店探しはギャンブルと一緒ですから。

「おっ!」
相方の足が止まった。目線の先には一軒の牛タン屋さん。
本当に路地裏の目立たない場所にあるんですが、それなりにお客も入ってて、しかも明らかに地元の人が食べてる。
「張り紙が書いてある。えっと、『どっちの料理ショーおいしい応援団で紹介されました』だって」
おおっ!だったらうまいじゃん。
というのも、色々うそ臭いグルメ番組は多い中、あの番組で紹介された店に行って、今のところはずれが一軒もない訳で。
「決まりだな」
「お客もそこそこ入ってるし。地元の人が来てたら観光客向けじゃないだろうし」

その店がここ「おやま」さん
http://www.innerbrain.co.jp/oyama.htm

中に入ると大将とおかみさんの二人で切り盛りしてました。
自分は牛タン定食とどうしても食べたかった「タンシチュー」を
相方は牛タンをたらふく食べたいという事で「1.5人前」定食をオーダー。
「ビール・・・うーん、ビールがねぇ・・・やめとこう」

おっ、どうした?珍しいねぇ。
「いや、今飲むと思考能力が止まるからヤバイ」

しばらくしてタンシチューが運ばれてきた。
まずはスープを一口。とろけるチーズが糸をひく(笑)
「あ、これはかなり濃厚だわ」
トマトの酸味とデミのコクが絶妙のバランス。
その上、野菜やタンがゴロゴロ入ってる。これとご飯だけで十分満足できます。
そして牛タン。
食べると・・・あら?決して冷たくはないけれど、アツアツでもない。
非常に食べやすい温度。
タンはしっかりと弾力があり、食べ応えがある。
なるほど、アツアツでこの弾力だと味がわかんないかもしれない。
だからあえて少し温度を下げて出してるんだ。
相方はというと・・・無言でタンを食べている。
「うまいな」
「おう、うまいな」
「お前のタンシチュー、味濃そうだな」
「食べて見るか?」
「いや、いいや。オレ焼きのほうが好きだから」

そんな中、別のお客さんが入ってきた。
自分のタンシチューを見て食べたくなったんだろう。
「すみません、牛タン定食と・・・・タンシチューください」
あ、女性で自分と同じ注文してる。
結構ボリュームすごいよぉ。覚悟して食べてねぇ。

後で調べたらこの店、とんでもない有名店で、普段から「行列のできる店」だつたらしい。
あら、俺らラッキーだったのね。

「さあ、腹いっぱいになったし、これからどうするよ」
「まずは駅行って、新幹線の予約変更しないとな」
「そうだね、早めに帰るかね」
「明日もあるしさ」
「オレ、明日休みだから」
「ぬぁ~にぃ」

こうして、我々は仙台駅に向かって歩きはじめました。

そして、そこで待っていた衝撃の展開とは・・・
この続きはまた次回。多分最終回です。

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