大事がなければいいけどね。
ゆりやんが頭と背中を打って入院した件、撮影だ殺陣だ言っても、頭から落とされたらそりゃ怪我もするのは当然のこと。
そもそもプロレスに限らず格闘技はある程度の体力づくりができてる前提での競技であって、撮影だろうがなんだろうが一定期間のトレーニングは必須。
映画“アンダードッグ”に出演した森山未來、北村匠海はボクサー体型になるまで1年間、プロボクサーと同じトレーニングをしたそうだ。
そのくらいやって初めてボクシングシーンに臨んで、迫力のある映像になっていた。
確かにゆりやんもある程度の指導を受けていたようだけど、それとて頭は鍛えられないし、プロレスラーだって打ちどころが悪ければ半身不随、最悪は死ぬという可能性もあるということ。
過激なシーンを撮らないと確かに作品として盛り上がらないのはわかるけど、だからといって何度も頭に衝撃を受けたらそりゃこういう結末になるのは見えている。
ウチで興行を行う際、選手に言うのは
「怪我をするな、させるな。自信のない技は仕掛けるな」
ホント、これ。
今時のプロレスは超人的でかなりぶっ飛んでるけど、アレを基準として撮影に臨んでたら命がいくつあっても足りない。
まあ、撮影スケジュールがどうなってるかはわからないけど、これはスタッフ側の完全な落ち度だね。
こういうリスクを考えずにスケジュール優先した結果だね。
ゆりやんには体を治す事だけ今は考えたほうがいいね。