1999年にHP陽性の上部消化管潰瘍疾患に保険適応が初めてなされ、
その後、胃MALTリンパ腫・ITP(特発性血小板減少性紫斑病)および早期
胃癌内視鏡治療後などに適応拡大が図られたが、残念ながらHP感染によ
る胃癌予防は保険適応外(自費)とされていた。
今回は日本消化器病学会・日本消化器内視鏡学会・日本ヘリコバクター学
会の3学会の連名で、HP感染胃炎に対するHP除菌が早期に承認され、医
療保険の適応を求めていたが、今年の3月には承認されそうな状況である。
除菌治療内容は従来の新3剤療法(1次除菌)そして2次除菌となると思わ
れる。しかし、御当地では未だHP除菌を施行していない、なるいは認知しな
い開業医も存在します?ので、残念ながら患者さんには注意(選択)が必要
であります!ちなみに当院では14年前からHP除菌には積極的に対応して
おりますので、御関心の患者さんには是非当院院長に御相談ください!!