ドクトール隆の日常日記(秋田県大館市 伊藤内科医院)

日常診療とプライベイトに思う・・・

今日は大忙し!?

2016年02月24日 07時50分52秒 | 診療&トピツクス

 今日は検査が4件。昼は当院のの勉強会,午後からショート往診,そして

診療終了後、〇〇製薬会社の社内勉強会があり講師として参加します。

ですから、今日はかなり忙しくなりそうであります。”テキパキ”消化して

いきたいと思います。診療後の勉強会では当院2型DMメタボ症例のSGL

T2阻害剤使用経験症例(n=12)の平均血糖値&脂質プロファイルの改

善効果に関するデータ解析(結果)と血中総ケトン体変動について講演の

予定であります。SGLT2阻害剤ではやはり副作用(脱水・発疹・性器感染

症など)が気になり、慎重な先生も多いと思いますが、薬剤選択性が高く、

半減期の短いものでは差ほど大きな問題はないと思います。ただし、高齢

者では潜在的臓器障害、特にCKD(中~重度)と心不全(軽~重度)では

注意が必要あります!脱水になりやすいですので。十分な水分摂取指

導が必須であります。今回の検討では比較的若いメタボ男性(≦65)を主

体に投薬しましたが、脱水様症状は1例のみでした。発疹や性器感染は1

例もありませんでした。以上。

 

 

 

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今日もポリペクあり

2016年02月23日 07時53分11秒 | 診療&トピツクス

 今朝も大腸ポリペクトミーが1例あります。粛々と実施したいと

思います。当院では基本”日帰りポリペク”を実施にしております。

PETZ止血(技術)により、それが可能になりました。ただし、易出

性症例や高齢者では念のため、1日入院して貰っております。

今まで出血など問題になった症例はありません。ただし、1週間は

流動食や御粥など食事内容の注意が必要となります。1週間後の

再診にてOKがでれば完治となります。希望の患者さんは是非当院

院長まで御相談ください!【追申】先程無事終了しました。上行結腸

部でしたので少し時間が掛かりました。

 

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後少しで3月突入!

2016年02月22日 07時52分23秒 | プライベイト

 後8日我慢すれば3月に突入であります!春が来るのが待ちど

おしいです。まだまだ朝は寒いのでありますが、日中はかなり緩む

ようになりました。昨日は特に予定もなかったので、医師会からの

大北医報への依頼原稿を書いておりました。当院は開業25周年

記念になるのでが、記念の感想と将来の憂いについて、常日頃

思っている事を書く事にしました。それは”10年後、特に内科開業

医がどれだけ残ってるか?”が最大のテーマであります。

開業25年の経験を基にこの”命題”に答えを出そうとしている訳です

が・・・。特に地方では厳しい現実(高齢化・少子化・人口流出など)が

確実に進行中で、明るい未来はないように思うのであります・・・。

御当大舘でも同様で、ここ10年で内科開は皆無で、耳鼻科開業が

多いのであります。先輩開業医がリタイアしいく中、内科開業医は減

少の一途を辿っております。つまり、内科開業医は滅亡の危機(絶滅危

惧種)に直面しているのであります!(非常に残念です)

 

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昨夜は爆睡モード突入!

2016年02月21日 08時48分13秒 | プライベイト

 昨夜は疲れが”ドッ”と出て爆睡モード突入であります。7時間

爆睡(状態)でした。実は最近自宅窓側を”2重サッシ”にしましたが、

その効果は温かく、非常に静かで、振動もなく、寝易くなったようで

あります。まだまだ雪は残っておりますが、後10日ほど我慢すれ

ば3月ですので、春の息吹が感じられる季節になるかと思います。

そうなればまたまた爆睡モード突入の回数が増えそうで楽しみであ

りま~す。人生の三分の一は睡眠ですので、質の良い睡眠は重要

となります。実は5年ほど前から、毎日オルニチン(協和発酵)3粒

内服しておりますが、快適な睡眠には有効と思いますよ。寝覚めが

”スッキリ”でありま~す!

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2型DM発症に関する研究(論文)

2016年02月20日 08時31分10秒 | 診療&トピツクス

 今朝、たまたまHOMA2について検索していたら、DM発症に関する前向

研究 Whitehall Ⅱstusy (英国)に遭遇した。それによるとDM発症群では

症3年前からFBA(空腹時血糖)およびBS2(食後2時間血糖)ともに急激

に上昇するらしい。HOMA2‐%S(計算上のインスリン感受性)は発症5年前

から急激に低下、HOMA2‐%B(計算上のインスリン分泌能)は発症3-4

から増加して、その後DM発症時にかけて低下するしている。この結果から

インスリン抵抗性の急激な増大後、一定の対応期間(2年前後)を経てインスリン

分泌が低し、DMが発症すると考えられる。当院でも75gGTTにて血糖が正常

あるいは軽度上昇群高インスリン呈する症例を散見するが、このような症例では

IGTあるいは正常耐糖能だとしても、3~4年後にはDMを発症するハイリスク群相

当であると考えられる訳であます。ですから、このような症例群では積極的な介入

が必要でありますね!【追申】HOMA2に関しては計算ソフト(オックスフォード大学)

があるらしく、無料で計算してくれるらしいですが・・・。

 

 

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