meme

日々のことなど書いてます。

わすれないうちに

2006-12-18 00:30:38 | 言葉の問題

息子は自分の 吃 のことをまだ自覚してないのかと思ってました。
理解していないっていうより、わかってない・・・?感じかな

他の吃音のお子さんのおかあさんから話を聞くと
自分のどもりが気になって、緊張する場面では黙ってしまって
なんてこともよく聞くので。

息子はべらべらしゃべくるタイプだから
気にしていない・まだ分かっていない のかな・・・って

幼稚園だしね、入園したときからそうだったから
まわりもそういうもんだと 思ってたらしく
「どうして?」って子供達から聞かれたことがなかった。

このあいだ息子がなにげに

「ねえ、おかあさん。おかあさんはどうしてぼくが
『あ・あ・あ』って『あ』を何回言ってもひとつの言葉に聞こえるの?」
と 聞いてきました。

「ずっと いっしょだもん、わかるよ~」と軽く返しましたが
内心は 幼稚園で誰かに何か言われたのか って
えらい 焦ってしまいました。
なにか聞くべきなのかどうしようか と思ってるうちに
息子はおねえちゃんたちと遊びはじめたので そのまんま

こういうことを聞かれたら こう答えよう って
いろいろ考えていたのに、いざとなったら
ダメダメちゃんでした・・・

 


言語教室?回目行ってきました

2006-12-14 21:29:34 | 言葉の問題

言語教室に行ってきました

・・・あっ うっかり書き忘れたので
何回目かわからなくなった! ああ~

 

息子は相変わらずです。
だけど、教室に通ってくる子に慣れたのか
嫌な事も遠慮せずに嫌と言えるようになってきたようです

教室には時期を問わずに 新しく加わる子もいます。
最近通うようになった子のおかあさんがイカっておりました
「幼稚園でお友達がしゃべりかたについて、なぜそうなのか聞いてきたので
 もともとそうなんだよ、
 いそぐとつっかえちゃうからゆっくりまっててあげてねといったらね」

その子は
 「ママが『あのこのしゃべりかたは変だから、
 うつるといけないからぜったい真似しちゃだめ』っていってた。」
って答えたんだそうです

自分が思ったからって、そのまま子供に言うかふつー! 
と二人で憤慨してしまいました☆○=(`◇´*)o

ほかにも
「今日はどもってる?あー、どもってるねー、なおんないねー」と
言ってくる近所の人がいるとか・・・そんな話をよく聞きます。

ちょっと話は反れますが
うちの娘には生まれつき「血管腫」というものがあって
命にかかわったり、生活に支障がでるようなものではないのですが
体の一部に目立つふくらみがあります。
いまは少し小さくなってきていますが
小さいころはかなりふくらんでいた上に真っ赤になっていたので
「この子の○○、どうして変なの?」と指差しされることがよくありました。
変て思うならまず聞いてくれー!
遠巻きにしてこそこそするなああ! とよく思ったもんです((o(-゛-;)
人によっては 「そっとしておいて欲しい」という方もいますが
私は聞いてほしかったなー。

このことにしろ、言葉のことにしろ
他の人と違うというだけで
普通ではない・いけないこと と捉えている人っていまだに多いです

金子みすゞ だって
「みんな違ってみんないい」っていってるじゃああん(T_T)
 


言語教室6回目いってきました

2006-10-26 17:48:46 | 言葉の問題

今日は言語教室6回目でした。
教室方の都合で、前回と一週間しかあいてません。
今日の息子は ボールプールに埋まってたな・・・。

言語教室は小学校の敷地内にあります。
まだ小学校が授業中だったりするので
子供達のわいわい言う声がいつもきこえてます。

息子が終わるのを待ってる間に
子供達の歌う 「もみじ」 の合唱が聴こえてきました。
日差しは暖かいけど 風はちょっとつめたくて
そんな中で聴くうたごえは 昔を思い出させてくれて
なんだかしんみり しちゃったです・・・

うちに帰って 鼻歌で 「もみじ」歌ってたら
長女が 音楽で習ったばかりだ と言って
ソプラノ・アルトを両方歌ってくれました。
自分も低音部を歌ってみたら 
・・・おお、歌える!
メロディーしっかりおぼえてるでなはいですか。えらいぞ自分!

せっかくなので二人で合唱してみました。

覚えたばかりの低音パートを長女が希望したので まずそれで 歌ってみた。

なんだか変な音です・・・

パートを逆にして歌ってみた。

やっぱり微妙にずれてます。

・・・どうも娘は 他の音につられてしまうようです
片耳ふさいでも、両耳ふさいでも、大声で歌ってみても だめでした~。
みんなで歌うと 同じパートの子の声につられて
キレイに歌いきっちゃうもんなんでしょうけどね。

あえ?

言語教室の話、ほんのちょっとだった(-_-;)

 


言語教室5回目いってきました

2006-10-19 17:30:24 | 言葉の問題

今日は 言語教室5回目です。
つい 先日 4回目を書いた気がする・・・するよ・・・
書きそびれると、こうゆうことになるので、今日はちゃんとしようかな
いちおう 記録のつもりなので(なってるのか)

回数重ねてきましたが
末っ子は あいかわらず教室で 遊びまくってます。

指導中(実質遊び中)は 先生と子供たちだけで触れあっておって
親は 教室に入ってはいけません。
なにせ ちびっこばっかなもんですから
おかあさんの姿が見えると あまえんぼさん増大してしまうのは
どこんちもおなじ(笑)
親がいない環境で 他の人とコミュニケーションとって
しゃべりましょう ってことですね。

閉じられた教室の入り口が
なんと マジックミラー になってるので(!)
親はそこから こっそりのぞく訳です。
ちなみにわたくし、ここではじめてマジックミラーを見ましたよ

うちの坊主の場合は
どんなふうに遊んでいるか、想像に難くないので
しっかり観察したのは初日だけでした・・・
時間終了になると 先生から
どういったかんじになっているかとか 
先生から見た息子の状態とかを話してくれるので
あまりこまらない・・これは親として!よくないかも・・・

ひっきりなしにおしゃべりするので
「しゃべる、よく動く、どもる で一まとまりになってて
 でも辛そうな話し方してないから、
 まわりの人にどもってることを気にさせないんでしょうね」と先生にいわれた。
そういえば お友達からはしゃべりかたを指摘されたことない・・・
大人はねぇ こっちからどもることを話すと
「ああ・・、そうね」って感じで返されます。
お友達同士、いまはいいけど
もうちょっと 大きくなってきたら どうなんのかな。
来月、吃音学習会の予定があって
既に小学校に通ってるお子さんのママさんたちが来てくれるということなので
そのへんちょっときいてみよっと。

 


言語教室4回目いってきました

2006-10-14 17:00:04 | 言葉の問題

うっかりしてて書くの忘れてた・・!

先日 言語教室4回目に行ってきました。
こどもたちは前回と同じメンバー。
今年は教室に通う子がおおいんだそうです。
なぜだかはわかりませんが、年によっては一人だけということもあるんだとか。
あと気付いたことといえば・・・男の子ばっかですね・・・いるの・・

最近の息子は、どもるというより特定の言葉をはさんでることが多い。
「あれ」がよくでています。
あることを指して「あれ」っていう指示語とはちょっとちがって
「あのね」とか「え~っとね」の意味合いで使っています。

「幼稚園でね、あれ、あれ、○○くんが、あれ、教室に虫かごもって来て
あれ、みんなで、あれ、みたんだよ」

相手に話や気持ちを伝えたくって、気合入ると「あれ」がでます。
特定の言葉をいれることで、
リズムを取って自分なりにしゃべりやすいようにしてるんだね と
言語の先生に言われました。
家の中で、たあいもないことを話したり
子供同士で遊んでたりする時は あまりでない。
緊張すると出るのは 変わらないようです。

おしゃべりは大すきで 正直いうと黙ってて欲しいくらい~。
ず~っとしゃべっているから、手がお留守になって
お着替えだのお風呂だのが とっても時間かかる・・・。

いい傾向ですよ。そのままおしゃべりさせててあげてください 
と言われているので、やめさせることはしてないんだけど
車乗ってても しゃべりっぱ なんですよお
答える方は口が疲れます(^_^;)


言語教室3回目行ってきました

2006-09-18 10:13:00 | 言葉の問題

先日、言語教室の3回目に行ってまいりました。

まずは幼稚園までおむかえ。
通常保育時間にゆき、坊主はほくほく。
みんなまだお教室にいなきゃならないのに、
自分だけ帰れてご満悦のようす(苦笑)

いつもは延長保育お願いしてて、
帰るころには お友達数人しかいない状態なんだもの、 
それは うれしいじゃろうて・・・
うう~ 、いっつも ごめんよ~。

言語教室には こどもが5人いました。
前回、前々回と 2人だけだったんですよ。
けっこういるもんだなあ、とびっくりしました。

あいかわらずうちの息子は、どもりながらべらべらしゃべくり。
しかも声でかい!

「せせ、せんせい、なにしてああそぶの?
ぼ、ぼく、そのボール、なな、なげてみるね!」
これをものすごい早口でしゃべります。

うん、でもやっぱり多少コーフン入ってるせいか
つっかえるのがいつもより多いかな?

どもりの状態も人それぞれでした。

 

教室で頂いた資料によると、吃音の話し方や特徴は

* はじめの音を繰り返す。  →「お、お、おかあさん」 (息子はこのタイプ)
* 単語のはじめの音を引きのばす →「おーーかあさん」
* 話しはじめに言葉がでない→「・・・・・・おかあさん」
* 話している途中で言葉が詰まって続かなくなる。
* 「あのー」「えーと」といった言葉を何度も挟んで話す。

* 言葉を押し出そうとして、息を吸い込んだり、手を叩いてひょうしをとったり
   握りこぶしをつくって力んだりする。
* どもってしまいそうな状況や言葉自体を避ける
* 不安やストレスを感じると、吃音がみられやすい
* 上記とは逆に、リラックスしている時の方が吃音がでる子もいる

けっこういろんな状態がありますです。

今回は子供がたくさんいたせいか、
最後にみんなで椅子に座り、
先生が上手に促して、ひとりの子がみんなの前で話す状況をつくってくださいました。
これが幼稚園なんかだと、すっごく緊張して、言葉がつっかえやすいのです。
少人数だと緊張も少ないみたい。

遊びながら吃音を起こしやすいような要因を減らしていくといったかんじですね。

でも、やっぱ先生はプロだけあって 上手いわ~。
こどもたちみんな、にこにこしながら 上手に発表してましたv


吃音学習会

2006-09-08 19:51:47 | 言葉の問題

言語教室の吃音学習会にいってまいりました。

吃音の子を持つ親のおべんきょうかい、です。
つねに正しい知識をもつことと、親同士のふれあいが目的。
最後はおかあさんたちの雑談になっちゃうんですけどね。
でも、いろいろ話せてよかったです~。
やっぱし ちょっと ほっとします。

いろいろ調べたりなんかすると、
なんとか大学のほにゃらら教授・・・といったひとが
「吃音の原因はストレスです」みたいなことをいってたりするので
どもりが出始めたころに、もっと母親の私が気をつければよかったのかな、とか
上の子がいるからあまりかまってやれなくて、でももっとがんばっていればとか
やっぱり私が悪かったのかな~とか
・・・きりがないくらい 色々考えてしまった。

前回のときに先生が
「吃音の原因ははっきりしてない」 といってたのに
すっかり忘れて。

で、今回もいちど再確認しよう、と意気込んでいたら
自分から聞く前に先生がおっしゃってました。

「原因はいろいろ言われてはいるんですけど、
はっきり『コレ』ってわかってないんです。
だから、子供のせいでも、親のせいでも、育て方のせいでもないんですよ。」
と。

明るく過ごしていることがいちばんいいみたいですね。
ムスコはうるさいくらい元気なので よし! としよう。


言語教室2回目いってきました

2006-07-13 20:24:57 | 言葉の問題

言語教室二回目の日。

 息子にはどもり(吃音)があります。
最初のころは環境と年齢のせいだと思ってあまり気にせずにいたのですが、
ず~っと状態に変化がないので少し心配になって。
で、言語教室に通うことにしました。
今日でまだ2回目です。

息子は末っ子で、上に小学生のお姉ちゃんが二人います。
この二人が・・・女の子のせいもあるんでしょうけど、
とにかく弾丸のように話すの。
 3人きょうだいだから、それぞれが自分の主張を聞いてもらおうとして
他の子を押しのけるようにして話す。
こどもが起きてるときでは静かな時がないってくらい。
そんなおねえちゃんたちに挟まれて暮らしているから
いちばん小さな息子が、おねえちゃんたちと同じようにしゃべろうとして、
ボキャも足りない上に、気が焦るからどもっちゃうんじゃないかな・・って。
おおきくなるにつれて自然と治っていくんじゃないかって、気楽に考えていたの。

おしゅうとめさんとかは、
たま~に「どうにかしたほうがいいんじゃないの?」とかいってきてたんですけどね。

本人、どもってはいるものの、言葉が出なくてつらいとか、
自分のしゃべりかたが変だから話すのが嫌・・といった事が全くなく、
どもりつつもさら~っと言葉をつむいでゆくので
私もだんなさんも息子がどもっているのが自然な状態になっていたのです。
ちなみに
「ぼぼぼくね、ようちえんで むむ虫をつかまえたんだよ。
おーっきいばったでね、でででも先生がかわいそうだから 
離してあげなさいっていうからか、かえしてあげたの」
 こんな具合です。

全くどもらないときもあれば、つっかえまくりのときもあって
日によって程度が違う。

言語教室の吃音に対するスタンスは・・・
どもりを治そうとするんじゃなくて、
どもってる自分のありのままを自分で受け入れて、
そんな自分に自信を持たせる。自分を認める。といったものでした。

将来、小学校にあがって、友達にどもりを指摘されたりからかわれたりしても、
今の自分でいいんだと思える強い心を育てたい、と。

だから教室でなにをやるかというとですね。

とにかく遊ぶ!んですよ。
親とではなくて、先生と、他のお子さんと。
親ではない家族ではない、他人と過ごして会話してとにかくしゃべる。
どもってもしゃべっていいんだ、おしゃべりだいすき!な状態をつくる。
こういう話し方を訓練しましょう・・といったものは一切なし。

 いつもはおねえちゃんたちと一緒で、
自分ひとりだけでゆっくりと満足いくまで遊ぶといったことがないので、
言語教室は息子にとってパラダイス・・・!
 1時間みっちりあそんで大変満足そうでした♪

 とにかく、まわりは本人のどもりを指摘しない。

ゆっくり話してね とか 落ち着いて・・といった優しいいい方でも
それを言われた事によって
「自分の話し方が変だ」というふうに無意識に受け止めてしまうのでよくないんだそうです。
実はわたし、
「ほらほら、おちついてゆっくりしゃべってごらん」
とかいってたんですよ。

「いい直しをさせるのは厳禁」というのだけは聞いていたので、
やわらかくいって、ゆっくり話すことを覚えれば次第に治っていくんじゃないかって。
これが逆効果になっていたとは・・!  

じゃあどうしたらいいのって思われるでしょうが、
吃音はその人の「くせ」として受け止めるとわかりやすいんだそうですよ。

もし身近に吃音のお子さんがいらしたら、そう思って接してあげてくださいね。

吃音の原因って・・
いろいろいわれていますがはっきりしたコレといったものはないそうです。
状態が悪化する原因は精神的なものらしいんですが。