先日、お友達から
「抜けた歯を水を入れたコップにいれて一晩おくと、その歯が500円か100円になる」
という話を聞いて、次女が実践しました。
なぜお金?
ちゃんと抜けたごほうびってことなのかな?
かなえてやりたい気もしますが
500円は高い。100円でも高いです!
10円だと硬貨の色が違うので なんとなく「違う」感じ?
1円だと安すぎるかなー・・・
ってことで50円玉と歯をとりかえてみました(^_^;)
そんでその歯は私が保管。
次の日の朝、次女はよほど気になっていたのか
起きてすぐ、キッチンに直行してコップを確認しました。
「あー!!50円になってる~」
次女は小学4年生です。
ある程度の知識はあるし、それなりに成長してもきてるので
さすがに「ほんとにお金になった」とは思わないだろう、
すぐに「お母さんがとりかえたんでしょ?」というかと思いきや
「おかーさん、見て!お金になってるよ!!」
「すごい、ホントだったんだ。でも500円じゃないんだね・・・」
やばい・・・本気で信じています・・・・(;´Д`)
さてどうしよう、事実を告げた方がよいのかどうか
私が迷っているうちに
「50円、しまってくるね」とあっさり片付けて
さっさと朝ご飯を食べはじめてしまいました。
この調子なら、そのうち忘れちゃうかな?と思ったんですが。
その日は長女がかなりゆっくり起きてきまして
私が他の家事をする間に食事をとってました。
その間、ナニヤラ次女と話をしたようで
洗濯物を干す私の所へ あわててやって来、
「お母さん、次女の歯が50円になったってほんと?
次女が嘘いってるんでしょ?そんなことないよね?」
「嘘だ嘘だ(`□´)」と言う長女に対して
次女は半泣きで「ほんとだもん」と言ってます・・・
「歯がお金になる」ことはないけども
私がお金に変えちゃったので
次女にとって「お金に変わった」のはほんとの事。
「嘘だ」「ほんとだもん」で揉めてる子供たちをみて
あ~ いけないことしちゃったとひとしきり反省。
しかし 次女は嘘ついていないので
「次女がね、朝起きてきてコップの中みたら、
ほんとにお金になってたのよ。お母さん、見てたもん。それはほんとだよ」
そういう私に対して長女は
「え~???」といまいち納得いかない御様子。
しばらくすると、そんなことなどすっかり忘れたかのように遊んだりしてるので
やっぱ、忘れちゃうかな?と思ったのは甘かった。
こっちが忘れたころに長女が
「ねえ、さっきの話なんだけどさ、ほんとかな?
あたしが取っておいた昔の歯で試してみたら、お金になるかなあ」
と何度も話しかけてきます( ̄□ ̄;)
これはどうも
「お金になること」を信じ始めている様子・・・
長女よ、キミは6年生ですよ?
あまりに何度も尋ねてくるので
長女には ちょろっとヒントを与えておきました(^_^;)
「歯が 成分変わって硬貨になると思う?」
これでちょっと合点がいったようですが
あからさまに「ホントはお母さんがこっそり換えておいた」とタネあかしすると
次女に秘密にしといてね なんて約束してても
姉妹喧嘩などの際にあっさりバラすことがあるので(;^_^A
「そんなこといったって、あたし知ってるんだもんね~
次女の歯、実はお母さんが取り替えたんだよ。
だってほんとにお母さんがそう言ってたんだもん」なんて言いかねない。
次女は幼稚園の時、
クリスマス会で園長先生(男)がサンタに扮したのを
いつまでも 本物だ と信じていた子です。
「幼稚園にね!サンタが来たの!」ってコーフンして話してくれたの
いまでもおぼえてるよ(´▽`)
そんで「サンタは園長先生なんだよ」と教えた長女にむかって
「お姉ちゃんの嘘つき!サンタはホントにいるんだよ!!」って
怒鳴りまくった過去があるのです。
なのでできるだけ 穏便に事実を教えてあげねば・・・
う~ん、いつバラそう?
数日たった今日は、もうすっかり忘れてるみたいなので
このままにしておこかしら(ΦωΦ)ニャー
夢があるかもしれないことだったですが
安易に子供にウソついちゃいけない って教訓を得たできごとでした
もっと小さい子相手ならよかったかもしれないですね(゜д゜;)
その後。
妹から
「 『米・英・仏とかで、抜けた歯を枕の下に入れて寝ると、
妖精(またはネズミ)がコインに変えてくれる』 って言い伝えがあるよ~
なんかそれっぽくない?(^_^)」
というメールがきました。
にゃるほど!と思ってちょっと調べてみたら
こんな本を発見。
「歯がぬけたらどうするの?」
セルビー・ビーラー 作
ブライアン・カラス 絵
(画像はAmazonから借りました。リンクしてあります。)
世界中の人は歯がぬけたらどうするかを調べた結果がでてる絵本。
読んでみたい(^_^)
追加:私がやった行為自体は旦那さんにえらい怒られました・・・