waikazuchan のノート

公共交通、福祉を中心に、様々な問題をみる雑学ブログ。千葉県南部の南房総より将来のことも。

15日の市長との意見交換続き

2011-07-17 03:24:49 | 南房総市・含む市町村合併問題
7月15日の南房総市・石井市長との南房総市心身障害者福祉会役員の意見交換


ここでは、私と石井市長とのやりとりを。

その前に、私の弟が知的障害により、家族としてこの福祉会に加入していることを最初に伝えました。


南房総市の公共施設再編問題などについて。
最新の南房総市の広報誌によると、今年10月3日以降、千倉以外の5支所の業務が縮小されるが、福祉に関係する手続きに支障は。
→基本的にはそのまま、最寄り支所でできます。
→この再編問題は南房総市としては避けて通れない話です。みなさんには大変申し訳ないが、将来的には本庁舎と千倉支所での手続きのみを検討しています。


市長、その事情はやむ得ないとしても、車がない足のない方にある程度、不便を強いられないやり方が必要だと思います。確か、先月から南房総市で住民票などの証明書類を、障害のある方、介護が必要な方で、車などの移動手段が困難な場合に限り、宅配サービスを始めていますが、これを福祉の申請手続きなどでも応用ができませんか。
→お話は参考としてうかがいます。
→福祉に関する申請手続きは本人確認や、複数の書類が必要です。将来的にそれらを簡素化できないか、検討してみます。


先月25日の出前講座で取り上げられた話の中で、ハザードマップの作成を来年3月までとしていますが。
→そのように進めています。

防災計画とは別物ですね。
→その通りです。


ハザードマップを作成にあたり、特に要支援者とされる方が避難箇所に移動する際に、段差などの問題も考慮すべきでは。
→まず、マップの作成順序ですが、津波10メートル、22~23分以内、300メートル以内に避難できる箇所を目安につくり、次の段階として、要支援者の方の移動する際の問題点、段差などの支障になる箇所の確認をしていきながら作成を進めます。


以上が私が記憶をしている限りをまとめました。
やはり、津波・防災問題は私が聞いていた感覚では3分の1ぐらいだったと思います。

意見として、要支援者に関する件は消防防災課よりも社会福祉課のほうがいいのではないか。


最後に石井市長が、福祉会として研修活動で足が必要な場合、遠慮なく、市バス車両の貸し切りをしていただきたい、という話がありました。

石井市長は市長になる前は千葉県議会議員の健康福祉常任委員会の委員長を歴任。千葉県障害者条例の最初の条例案の審議に関わっています。しかし、今回の意見交換で、知らなかったことが少なくなかったように見受けました。でも、こういう場でありますから、知らないことを知っていただいて、一つでも施策展開をしていただきたい。

私個人としては、ハザードマップができる前あたりに、もう一度、意見交換があればと。

なお、南房総市では各種団体を通じ、要支援者登録が必要な方をとりまとめを進めているそうです。
個人情報の問題がありますが、もしもに備えて。プラス、普段の安否確認にもつながります。
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15日の市長との障害者福祉会の意見交換

2011-07-17 03:23:19 | 南房総市・含む市町村合併問題
平成23年7月15日
南房総市千倉保健センターにて
南房総市心身障害者福祉会役員会での南房総市の石井市長との意見交換

その前に。
私が聞いた限りで記録したものを掲載します。必ずしも正確とは限らない点をお許し願います。

以下、やりとり

石井市長、社会福祉課長を迎えて、冒頭、市長より、


この時期になって遅くなった点をお詫びの上、ざっくばらんにお話を伺いたい


という発言からスタート。

私以外の役員とのやりとり

合併前の旧町村では、地域リハビリという障害のある方が、最寄りの保健福祉センターに集まって、交流の機会とした。しかし、合併後、三芳または富山でこの種の交流の機会があるが、当該地区以外の方は、そこまでの足がない方がほとんど。なんとか、今あるバス車両などが活用ができないか。
→公共交通問題の中で、及び市バスの活用ができないか検討をします。


災害時における要支援者について。現在300人程度の登録がされているようですが、現状は。
→要支援者の登録については個人情報の問題があり、難しいところですが、消防団、民生委員、自治会のあいだで登録情報を共有するようにしています。

別の方から関連で、その要支援者として登録された方のその後の状態について、民生委員の方を通じ、現状把握して、あらためて要支援者としての登録の有無が必要であるという意見がありました。


車いすの方が。
補装具の一部部品の交換などが必要な場合、千葉リハビリセンターに出向く必要がある。審査を受け持つ医師の配属の関係なんですが、これを安房地域でできるようにならないか。

続けて。別の補装具の交換のなどの手続きで、ある部品の2個1組の交換の方が問題なのに一部1個しか手続きができない。柔軟に対応できないか。
→話を持ち帰りまして検討します。


買い物が困難な方が防災グッズを購入したいが方法は。

→特定業者の購買に関わることですので、行政がタッチしにくいですが、話としては伺います。


身体障害者相談員が、合併後4人になっているが、地区ごと=旧町村ごとに相談員が委嘱できないか。
→お話を持ち帰りまして後日回答いたします。


ここまでが私以外の役員とのやりとりです。
次の投稿は私のやりとりを書きます。
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