奈良県橿原市四分町に鎮座する「鷺栖(さぎす)神社」は、飛鳥川沿いにある西向きの古社です、 創立年代は不詳ですが、かつて飛鳥地域にあったようです。
この古社の前に流れている飛鳥川沿いに、この地域では珍しい「河津桜」が見られ、今が見頃となっています。
今回は、飛鳥川沿いに咲く「今が見頃の河津桜」を紹介したいと思います。
「河津桜(カワヅザクラ)」は、日本にあるサクラの一種でありオオシマザクラ とカンヒザクラの自然交雑種であると考えられています。1955年ごろに静岡県の河津川沿いで発見され、河津町に移植されたことから名付けられたようです。2月中旬から3月上旬に、「かんざくら」よりも大きく濃い淡紅色の花を咲かせます。
「河津桜」発祥の地である静岡県河津町の「河津桜祭り」の様子は、ニュースで見たことがありましたが、まさか飛鳥川沿いにこのような素敵な「河津桜」を見ることができるとは思ってもいませんでした。淡紅色の「河津桜」、とても素晴らしい花景色でした!