奈良県明日香村豊浦にある「甘樫丘」の頂上付近の北西の斜面で、
可憐な「ササユリ」丁度見頃になっています。
今回は、飛鳥の「甘樫丘に咲くササユリ・2023」を紹介したいと思います。
「ササユリ」は、日本にだけ自生する貴重なユリで、その葉が笹に似ているところから笹百合と名づけられています。
初夏を彩る山野草である「ササユリ」は、『万葉集』にも詠まれ「さきくさ(三枝)」という名で登場しているようです。
国営飛鳥歴史公園甘樫丘地区において、国営飛鳥歴史公園のボランティアクラブ「飛鳥里山クラブ」さんが、自生する「ササユリ」を守り増やす活動を続けています。
この時期には、「飛鳥里山クラブ」さんによる「ササユリの香る丘見学ツアー」が実施されています。興味のある方は、是非参加されてみて下さい。
万葉集にも詠まれた可憐な「ササユリ」が咲いている風景は、初夏を彩る飛鳥ならではの素晴らしい景色です!