奈良県明日香村に「橘寺」というお寺があります。「橘寺」には、聖徳太子が推古天皇の命により、勝鬘経(しょうまんきょう)を3日間にわたって講義されました。その時に、大きな「蓮(はす)の花」が降ってきて、庭に積もったという伝説があります。
今回は、飛鳥の「真神原に咲く蓮の花」を紹介したいと思います。
「蓮の花」は、古来より日本において短歌や俳句で夏の季語として詠まれ、涼しさを呼ぶ夏の季節の代表的な水生植物として親しまれてきました。
古代の伝説にもあるように「蓮(はす)の花」を、現代の明日香村で見ることが出来る所があるのでしょうか・・・
以前は、明日香村内でいくつかの蓮畑を見ることができましたが、残念ながら今は飛鳥寺近くでしか見ることができません。
飛鳥寺近くにある蓮畑は、鑑賞用の蓮畑ではなく蓮根を採取するために育てられている蓮畑ですが、白やピンク色の可憐な花を見ることができます。
古代の中心地である「飛鳥真神原」に咲いている「蓮の花」は、人々の心を和ませてくれます!
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