奈良県明日香村豊浦にある「甘樫丘」の頂上付近の北西の斜面で、「ササユリ」を見ることができ、今丁度見頃となっています。
今回は、飛鳥からの花便り「可憐なササユリ・2021」を紹介したいと思います。
「甘樫丘(あまかしのおか)」は、148mの丘陵です。古くは『日本書紀』などの中にもその記述がみられ、7世紀前期には当時の有力者であった蘇我蝦夷(そがのえみし)、入鹿(いるか)親子が大邸宅を構えていた場所であるともいわれています。「甘樫丘」の展望広場からは、遠く金剛山系から大和三山、藤原京、飛鳥京など大和国原の美しい風景を望むことができ、飛鳥でのお薦めのスポットです。
この「甘樫丘」において、万葉集にも詠まれた初夏を彩る山野草である「ササユリ」が、丁度見頃になっています。
国営飛鳥歴史公園甘樫丘地区では、国営飛鳥歴史公園のボランティアクラブ「飛鳥里山クラブ」さんが、自生する「ササユリ」を守り増やす活動を続けています。毎年、この時期になると「飛鳥里山クラブ」さんによる「ササユリの香る丘見学ツアー」が実施されます。この時期に、飛鳥に来られる機会がありましたら是非とも、参加されることをお勧めします。
万葉集にも詠まれた可憐な「ササユリ」が咲いている風景は、初夏を彩る飛鳥ならではの素晴らしい景色です!
大神神社にも守る会があるとかお聞きしたことがありますが、甘樫丘(一昨年時間がなく行かれませんでした)にもなんですね。
わたくしのササユリとの出会いは実家の裏山でした。実家の山林でもありましたが、そこにササユリが咲いてました。
遠くから香りがしてきてすぐわかりましたよ。
早く自由に動けるようになり、甘樫丘リベンジです(*^^*)
飛鳥のササユリ、是非ともご覧になって下さい!