奈良県明日香村にある「甘樫丘(あまかしのおか)」とは、飛鳥川西岸にある148mの丘陵です。いつも散策する、コースの一つです。
飛鳥の地も、紅葉が終わりに近づいているこのごろですが、久しぶりに、「甘樫丘(あまかしのおか)」に上ると、何とまだ綺麗な紅葉が見れました。
今回は、晩秋の「甘樫丘(あまかしのおか)の紅葉」の様子を紹介したいと思います。
「甘樫丘(あまかしのおか)」は、色々な所から上ることが出来ますが、今回は、豊浦の方から上りました。途中、赤や黄色の紅葉が見られとても綺麗でした。
展望台から見える景色は、東南側には飛鳥古京(明日香村内)の集落、北側には大和三山とその中央に位置する藤原京(橿原市内)さらに遠くの生駒山、二上山、葛城山、金剛山系の山並みが望めます。また、東側に見える飛鳥寺の近くでは、発掘作業が行われていました。果たしてどんな発見があるのでしょうか、楽しみです。
「甘樫丘(あまかしのおか)」は、古くは「盟神探湯(くがたち)」神事が行われた場と伝えられており、日本書紀には蘇我蝦夷・入鹿親子の邸宅があったという記述が残されています。
いつも、邸宅があった場所を探しながら散策しています。「多分、あそこかな・・・」
「甘樫丘(あまかしのおか)」は、万葉集などに歌われた植物を散策しながら楽しめる万葉植物園路などを設けられていて、大変気持ちのいい公園になっています。
飛鳥に来られることがありましたら、是非とも「甘樫丘(あまかしのおか)」に上られてください。景色と共に、古代を感じさせられる素敵な場所ですよ!
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