cogito ergo sum

日々の雑感・料理レシピ・KinKi Kidsに関することなど…
好きなものを気ままに綴るMy Style♪

文化の日。

2008-11-03 | Weblog
[レシピ] ブログ村キーワード

今日は文化の日でしたね。

国民の祝日に関する法律では「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを趣旨としている日。
1948年に日本国憲法が公布された日で、日本国憲法が平和と文化を重視しているということから、公布のこの日を「文化の日」に。
そして、半年後の5月3日が施行の日で「憲法記念日」と。

そういえば文化○○というものは、いろいろありますよね。
文化鍋、とか文化包丁とか…
なぜそれが文化??
という感じですが。
ま、それらに関しては、Kultur、cultureのふくみから来た、
新しいもの、ハイカラなもの、という意味合いを込めてつけられた、昔の使い方、
という説が有力なようですが…。

文化の日の“文化”はそうではなくて。

ここでいう“文化”はやはり言うなれば、軍国主義に対する反省、排他主義、絶対主義、帝国主義、そういったものに相対する、“文化”。
多様性を認める、
人間らしい生活をする、
そういう文脈の“文化”ですよね。
祝日法の趣旨の理念からいっても。
今のこの一見平穏な日本に暮らしていると、そういった意味での文化を思うことは少ないように思いますが、
その文化に対抗する考え方、
絶対にくりかえしてはいけない過ちを支えていた精神…
それもまた完全に消えてしまったわけではない、
未だ遠いようで近い過去、
表面には現れてこなくとも、ふとした時に顔を出す、
一皮めくれば…
の現実もあるのかもしれない、
インターネットをしていると、特にそうした主張に出会うことも多くなっているようにも思います。
もちろん開かれている世界だからこそ、今まで見えなかったそれが表面化しやすくなった、
その結果にすぎないのかもしれませんが…
自由に議論がなされる、
多様な主張を認める、
実際世界以上に自由が開かれた世界、
それがかえって閉ざされた価値観の世界を助長してもいる、
そういう逆説的な、皮肉な面も否定できないのかもしれない、
そう感じることもあります。

その恐ろしさ、
過去とは違った恐ろしさが、危険性があることを知った上で、
対話をあきらめずに自分を生きる、
“文化”を見失わない、
自由と平和を願う、
そういう生き方をしなくてはいけないんですよね。
うまく言えないけれど、それもまたひとつの文化のありよう、文化の日に考えることとして意味のあること、
そういうことであったりするのではないかな、
と、思ったりします。

くしくも、この時期に田母神元空幕長の論文問題が取りざたされていますが、
やはりいかなる個人的見解があろうとも、
表現の自由、思想の自由があろうとも、
反省すべき視点が欠けていること、
トップとしての立場がありながらのその主張は問題とされてしかるべき、
むしろなぜこれまでそのまま放置されていたのか、
トップとして在任してきたのか、
一般人から見ると疑問に感じてしまう、
自衛隊という閉鎖された空間、
特異な集団であるがゆえに、
どうしても戦前の軍からの体制を受け継いでいる面があるのではないか、
そんなふうにも勘ぐってしまいます。

更迭処分ということになっていましたが、大揺れに揺れた結果の処遇はさかのぼっての定年退職扱い。
ということは…
ある程度正統性を認めた、許容した、そういうふうにも取れてしまいます。
だいたいそんな異例の扱いがよくできたものだ…
という感は否めない。

先日も自衛隊のなかで隊員が死亡する、
はな向けだった、
訓練の行きすぎだった、
とのことながら、暴力では…と思われる事件が何件か明るみになったところ。
そういった体質に対する不信感も相まって…

自衛隊というもの自体が、非常に微妙な扱いの存在であるものだけに、こちらも慎重にならざるを得ませんが、
う~~ん…
なにやらひずみ、疑問、
感じずには居られません。

文化の日付での退職ねぇ…

なんとも皮肉というか、考えさせられる話です。
遠い話のようだけど、ひとごとにもしておけない…
注意深く見守り、考えなければならない問題ですね。
こんな時代にまさか…
でも、違うスタイルで実はそばまで。。。
そういうこともないとは言いきれない、
戦前のようにただ唯一の価値観となって突っ走る、
そうしたまったく同じ形での繰り返しはあり得なくとも、
このなんとも言えない閉そく感、やりきれない思い、社会に対する不満が高まっている今だからこそ、危機感は高まっているのではないか、
そんなふうにも思います。
どうかこうして考える私の思いが、まったくの大げさな見当はずれなハナシ、
笑い話で終わり続けられますように…

願わずにはいられない、文化の日です。


今日のレシピです

・エビのキッシュ仕立て …①
・きゅうりとオリーブ、ナッツの紅酢マリネ …②
・かぼちゃときのこ、いちじくのソテー …③

①の作り方



1 春巻きの皮にとかしバターをぬって、型にはりつけるように二枚重ねて、オーブンで焼く
2 えびは殻を外して、身に切り込みを入れ塩をしておく
3 つぶしたニンニクと刻んだ玉ねぎ、エビの頭、殻を強火で炒める
4 焦げ目がついてきたらブランデーでフランベし、水を注いで煮だす。トマトもつぶしてくわえて煮る
5 30分ほど煮たら、シノワでこす
6 炒めた玉ねぎとエビを5のなかで煮る
7 煮詰めて塩こしょうで味を調え、生クリームを加える
8 ボウルでおろしたチーズと卵を撹拌しておく
9 7と8を合わせてフィリングとする
10 9を1の型に注いでオーブンで焼く
11 竹ぐしでさして、火が通ってかたまっていれば出来上がり
12 水菜、赤ピーマンのサラダとともに、型を外して器に盛りつけて出来上がり


②の作り方

1 きゅうりは乱切りにする
2 紅ショウガの漬け汁に漬け込む
3 半割にしたオリーブと刻んだナッツを加えて出来上がり


③の作り方



1 かぼちゃはくし形に切って軽くレンジで蒸しておく
2 ドライいちじくをスライスする
3 キノコは適宜さばいておく
4 トリュフオイル(なければオリーブオイル)で1、2、3を炒める
5 塩こしょうで味を調えて、仕上げにバルサミコ酢少々を回しかけて出来上がり


②は、紅ショウガの漬け汁がもったいなくて、即席ピクルス?マリネ?みたいな感じで、漬け込んでみました。
うちエコ?(笑)


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それでは

F1ブラジルGP最終戦☆

2008-11-03 | Weblog
眠いです。…眠いっ
でも、最後まで楽しめたっ
昨夜のブラジルGPは白熱のレースでした。
これで今季も終わってしまうんだなぁと思うとなんだかさみしい(/_;)
でも、来年の戦いにも熱が入るような、
期待膨らませるような、
レースを見せてくれましたね♪

予選。
トヨタのトゥルーリの健闘が光って2番手に。
マッサはポイントレース奇跡の逆転を目指す母国グランプリでのポールをしっかりと確保。
地元の大観衆を沸かせたようで…
さすがですね♪
優勝か2位か…
それ以外ではハミルトンの結果にかかわらず無理、という追い込まれた状況のなか、カート時代から慣れ親しんだこの特別なコース、母国の、まさに原点といえるコースで奇跡となるのか…
決勝が楽しみな予選結果でした。

で、いよいよ決勝。
日本時間深夜2時。
空は明るいものの突然の雨でスタートも10分遅れ。
この雨は素早くやんで、太陽の顔も見え隠れ…なコース上。
大半の路面がウエットでありながら、一部にはドライの部分もあり…というとても微妙な状態でのスタートに。
波乱の予感でした。

ほぼ全マシンがスタンダードウェットタイヤでスタート。
レッドシグナル消灯っ!!
上位は変動なくコーナーへ。
ハミルトンは少々遅れ気味か…??
ここで、同チームのコバライネンガポジションを落とし、ベッテルとアロンソが上位へ。
後方ではニコとクルサードの追突。
中嶋一貴も巻き込まれて…
一貴のマシンはレースに戻るものの、クルサードはそのままリタイア。
これが現役最後のレースだっただけに残念だった…
まさかオープニングラップで終わってしまうなんて…
ベテランとしての最後の走りを、完走で見たかった…
でも本当にお疲れさま、でした。

で、クルサードのマシン撤去からセーフティーカーが導入。
早い段階での導入だけに大きな影響はなく。
レース再開後はマッサが徐々に差を築いていきました。
そんな中で見る間に乾いていくコース上。
各マシンドライタイヤへ履き換え。
ベッテル、アロンソ、マッサに…とドライへ履きかえると、残りもそろって一斉にピットへ。
ここで順位が変動し、マッサ、ベッテル、アロンソ、ライコネンが上位4台に。
ハミルトンは順位を落とし7番手。
早めにタイヤ交換をしていたフィジケラが5番手、トゥルーリが6番手。
これはわからなくなってきたぞぉ~
もしかしてマッサの奇跡…?!
を思わせる展開でした。

でも、まだ滑る部分も多く、氷上の走りのような部分も…
何が起きてもおかしくない、
まさにドキドキなレース展開で、目が離せない、
眠いけど目はギンギン?な展開。

ハミルトンはポイントレースに必要な位置を確保すべく、まずはトゥルーリを、後はフィジケラを…
オーバーテイクでなんとか。
かなり手こずって、ライコネンとの差は開いていましたが、ここは重要な1ポイント。
まずは目の前を、という走りを見せます。

一方のマッサもトップを死守して走る、走る。
ベッテルとともにファステストをだたきだしあいながら周回を重ね。
次のピットインではしっかりと燃料を積んで、最後までコースにとどまる作戦!!
ベッテルはこれで後方へ落ちて、マッサ、アロンソ、ライコネン、ハミルトン、ベッテルの順に。
マッサの独走、ベッテルはハミルトンに迫る、
そんなレースが続いていきました。

残りわずかとなったところで再びの雨。
う~~ん波乱の予感っ
徐々にウエットタイヤへ履きかえるマシンが増え、一斉にピットへ。
ここでトヨタは履き換えない作戦に出て、グロックが上位へ。
ベッテルもハミルトンをかわして、ハミルトンは再び6位へ転落。
これは本当にもしかしたらもしかするぞぉぉ~~☆
マッサのタイトル獲得の可能性が現実味を帯びた、最高の瞬間っ

でも、これでは終わらなかった…
さらに雨足が強まって、履き換えない作戦に出ていたグロックのペースが極度に低下。
大きく開いていたはずのベッテル、ハミルトンとの差は見る間に詰まって…。
マッサはトップでチェッカーを受けるものの、ついにグロックのそばをベッテルとハミルトンが駆け抜けるっ!!

うわぁ~~~っ

結局、1位マッサ、2位アロンソ、3位ライコネン、4位ベッテル、5位ハミルトン、6位グロックでフィニッシュ。

ポイントはハミルトンが「98」
マッサが「97」

マッサはわずか1ポイント差まで迫ったものの及ばず。
ハミルトンはついに、昨年間近にしながら逃した、史上最年少王者の座を獲得。

という結果に終わりました。

マクラーレンとしては99年以来のドライバーズタイトルということなので久々ですね。
初めての黒人、最年少…
まだまだドライバーとしてどうよっ??といわれる点も多いけれど、ハミルトンが並々ならぬドライバーなのは確か。
正直マッサの奇跡を見たかった、その気持ちもあるけれど、ここはお祝いしたいと思います。

マッサも本当によく頑張ったっ☆
シーズン当初は、えぇ~~と思うことも多かったけれど、
フェラーリのチームとしてのボロ、アラもたくさんあったけれど、
後半本当に調子を上げてきて、夢を見せてくれました。
来年以降もきっと、その力を見せてくれる、
ハミルトンとの見ごたえのあるバトルもまだまだ続いていく、
と思いますっ
期待してますよぉ。

そしてアロンソ。
苦しいながらも終盤のレース等々、随所で見せた走りはさすが。
ビハインドもはねかえす、引っ張っていく力のあるドライバーの姿を感じました。
まだまだ魅力にあふれてますね~☆
こういうドライバー、好きです。

今季も最後まで目が離せない、
ドキドキと感動のあるGPでした。
もう終わってしまったんだ…と思うと少しさみしいけれど、また来季

エンジンの統一問題など揺れるF1界ですが、
ぜひ、また素晴らしい戦いで楽しませてくれることを願っています☆


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