cogito ergo sum

日々の雑感・料理レシピ・KinKi Kidsに関することなど…
好きなものを気ままに綴るMy Style♪

今も昔も…*鮎のコンフィ 初夏のイタリアンプレート*

2009-06-01 | Weblog
[レシピ] ブログ村キーワード

今日から6月ですね。
いよいよ梅雨のシーズンも近づいてきました
じめじめ…と思うと気分も下がるけれど、ほんの晴れ間の光が差し込んだ時の水滴の輝きだったり…
意外と身近な美しさをにはっとすることも多い、
個人的にはそれなりに好きな月、季節だったりします
水を感じる、というのも好きな一因かも。
“水”というものは本当にどこまでも不思議で、美しくて…
水のようにありたい、
なかなか叶うことではないですけどね、
ついいろいろな欲にとらわれたり、あたふたしたり、悩んだり。
だからこそ願うのかな、
透明で、かたちなく、けれどいのちを支える水…
偉大な存在、興味は尽きないおもしろいもの、実に魅力的で、すごいものだと思います。

そんな“水”を一番身近に感じるかも…な六月。
この2009年の六月も素敵な時となりますように☆
自分なりに一日一日大切に生きよう。。。
そう感じています。

そんな月はじめの今日ですが、ニュースではこんな話題が盛り上がっていましたね。
ダイヤモンドの無料配布に5000人が大行列

今年2月に中央通り沿いにオープンしたフランス宝飾ブランド「モーブッサン」が先着5000人に対して行ったキャンペーンということですが、
0.1カラットのダイヤモンドを無料配布した、と。
このイベントが行われるということは、昨日だったかな?
私も目にしましたが、
あほくさ、と思う気持ち半分、こんなご時世だけに熱くなる人はかなり熱くなるだろうなと思う気持ち半分、
パニックとかならなきゃいいけど…
醜いニュースは聞きたくないな
と感じていたのですが、
半分強?その予感的中
あきらめきれない人の列で混乱が起きたり、説明を行ってから配布する、そのシステム上時間がかかってしまって、並んだ5000人に配布し終えることもできない状態になったとか。
並んでいた人からはやはり文句もかなり出されたようで
必死に並んだのに、という不満も分からなくはないのですが、
う~~ん…
なんかやっぱり、あまり美しくないハナシですね

キャンペーンの目的はブランドの認知力向上と新規顧客の獲得、
ただでさえ消費が冷え込む、この買い控えの嵐、不景気ですからね、
その感情を逆手にとって、話題にしてもらって、集まってもらって、
で、渡すのは裸石。
加工賃を取ろう、というわけですな。

まぁ実にシンプルな狙いのキャンペーン。
こんなシンプルでひねりのないキャンペーンにも、無料でダイヤと聞けば飛びつくんですね
単純なのか複雑なのか、よく分からない、
ま、そこが一番今の世の中の複雑さのもとなのか…
庶民感情、世の中の空気です。
加工賃としては、ブランドとしては、同ダイヤモンドをリング(月々5,000円×10回払い)やペンダント(月々7,000円×10回払い)で受け付けている、と。
50,000、70,000か。
そこそこ高額になりますね。
うん。これなら無料で配っても回収できそう、
まして裸石の値は安いですからね…
これだけブランドの名前がニュースからなにから取り上げられれば、パニックもおこしがいがあるというか
ま、ここまで大騒ぎになる、大忙しになるとは、開催した側、ブランドとしても予測していなかったかもしれませんが、
なんだか世の中のペラペラ感、薄っぺらさを感じたような気がして。
それとともに、こんな陳腐な手でも過熱する、今の世の中の空気の危険性も垣間見たような思いがしました。

そんなふうに思ってニュースを見ていると、
母が、
「古典的な手ね~~。」
と言うので、たしかに、私もそう思う…と話していると、
突然、
「ちょっと待ってて。」
立ちあがったと思うと、なにやら2階をごそごそ
「ふふふっ。おまたせ
手には、和紙っぽい紙に包まれたもの。
なに??
開かれると…
なかからは、小さな小さな粒のピンクダイヤ一粒と真珠の一粒のふたつ。

「どうしたの、これ??」
「むかし、付き合いで握らされたのよ

なんでも、オープン記念と称して、やはり加工賃目的に宝飾店が配ったものだったそうで。
知り合いに誘われて、出かけて並び、もらいはしたものの、あとあと様々なセールスを断るのは大変だったし、
加工賃をかけるほどの美しさでもなく、興味もなく、石としても行き場なく
こうして眠っている、と

「こ~んな小さいし、本物かどうかも分からないようなねぇ、笑っちゃうわよ
 …ね、だから古典的、って。(笑)」
、、、た、たしかに
実体験の実証だったのね

他にも、
似たような例だと、観光地でロープウェーの乗り場あたりで記念の石とかをサービスですから、と加工前の状態のものをわたし、
上がったところで、きちんと記念品として残せるようにする、有料サービスをしつこく勧める、とか
「昔はよくあったもんよ、…しかしちょっと久々に聞いたわね。」

…な、なるほど。
時代はめぐるということか、
しばらく間をおいたので、また引っかかる人たちも増えたということか、
時代がそれだけ苦しいものになっているということか、
人間、昔も今もたいして変わってないということか、

…そのすべての複合か

はははっ(^_^;)

思わぬところでおもしろいものを見せてもらった今日でした。


今日のレシピです

・鮎のコンフィ 初夏のイタリアン風プレート …①
・なめこ入りオニオングラタンスープ …②
・根菜のわさびバター和え …③


①の作り方



1 鮎はぬめりを洗い落とし、塩をする
2 密封できる厚手の袋に入れ、オリーブオイルを注いでしっかり封をする
3 ゆっくりと泡があがるくらいの温度の湯の中につけて、じっくりと火入れをする
4 蚕豆はさっとゆでて皮をむく
5 黒オリーブは半割にする
6 スライスしたサラミと4,5、取り出した鮎を盛りつけ、粉末バジルをふる
7 オリーブオイルを回しかけ、岩塩を添える


②の作り方



1 玉ねぎは薄くスライスする
2 1をあめ色になるまで炒める
3 石づきを取ったなめこも加えて炒める
4 コンソメスープを注いで煮る
5 塩こしょう少々で味を調える(うすめに)
6 耐熱のスープ皿に注ぎ、薄くスライスしたモツアレラチーズをのせる
7 オーブンでチーズがとろけ焦げ目がつくまで焼いたら出来上がり


③の作り方



1 れんこんは皮をむいて薄くスライスする。牛蒡も薄めにスライスする
2 1を歯ごたえが残る程度に電子レンジで蒸す
3 2が熱いうちに塩、わさび、バターで和える。レモン汁少々を加えて混ぜる
4 サラダ菜を敷いた器に盛りつける


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