cogito ergo sum

日々の雑感・料理レシピ・KinKi Kidsに関することなど…
好きなものを気ままに綴るMy Style♪

問題の次元。*牛肉の赤ワイン煮&チーズクリームソースペンネ*

2009-06-23 | Weblog
[レシピ] ブログ村キーワード

どうもっ。
ようやく体調を気にせず過ごせるようになった、
そして、徐々にこれからの計画も立てられるようになってきたjasminumです♪
本当にみなさま、ご心配をおかけしましたっ<(_ _)>
明日は図書館に行って、また資料を仕入れ…
なんだか調べれば調べるほど分からなくなるんだけど大丈夫だろうか。。。
まぁ、初めの段階ではこんな混迷に至るだけのことも分かっていなかったんだし、
もう少し進めば何が分からないのかが分かり、その先には少しでも自分なりの答えがある、
…と、信じなきゃ仕方ないですよね(^_^;)
少しでも血肉となるように、、、
頑張ります♪

と、活動的にも復調してきたところで、最近気になった話題について一言。

話題の芯は、昨日公正取引委員会から排除命令がだされたセブンイレブンの廃棄処理に関するものなのですが。
あの報道に関して、みなさんはどのように感じていらっしゃるでしょうか。

私は、そのセブンイレブン本部と契約するそれぞれの店舗の間の具体的な規約を知っているわけではなく、
どのような契約が取り交わされ、そしてそのなかでどのように店舗経営がなされているのか、
まったく内部事情を知らないので、この判断に関しての正当性について口をはさめる立場ではないのですが、
その報道の方向性、この事件に対する世論に関しては、はっきり言って大きな疑問を感じます。

廃棄にはそのための処分費用がかかる、その費用は各店舗が負担しなければならない、
だから、廃棄にまわらなくて済むようにするために、廃棄間近の期限が近い商品を
値引きして販売した、
それに対して強い態度で指導された、本部が妨害した、
その行為は、立場として優位に立つ地位を利用した不当な圧力だ、

というのが、まぁ簡単にいった概要ですよね。
ここで問題となっているのは、“不採算性”。
あくまで問題はお金にあるわけです。

各店舗は本部のセブンイレブンというブランドを利用して商売をしている、
その本部がブランド力として必要と認めている、
値引きはしないことで守るもの、
それを志向して、説明し指導する、
…う~~ん、、、
だったらやっぱりそれには従うのが道理、というものではないでしょうか。

ところが、今回の流れはそうはいかない。
なぜか。

契約&お金の問題、
採算性、
そこにあったはずの問題がさりげなく、巧みにすりかえられているから、ではないでしょうか。

食べ物を捨てる→もったいない、
環境にも優しくない、
今やそんな無駄を当たり前にすることを社会的に許してよいはずはない、見なおすべきだ、
しかもそれでお得に買い物もできる、
この不景気、こんな庶民にとってありがたい話はないではないか、
なにか闇をさまようような空気、閉塞した空気、苦しい生活、不満に耐えて生活する庶民、
それに対して、儲かっているところは儲かっているんじゃないか?
この苦しさはそういう一部のせいだ、
この場合ならば、小売りの行為を妨げている本部、そこだけが利益をむさぼり取っているに違いない、
ひどい、いじめだ、
とりあえず悪のレッテル決定。
みながそう感じている、
それを盛り上げれば、それに賛同していればこわくない、心地いい、支持してもらえる、
真実なんて関係ない…

なにかそんな流れになっているような。
たしかに、今の日本の社会の多量の無駄、食べ残し、資源の無駄遣い、
便利さを追い求めるあまりに、その無駄にたいして無関心になっている、気づくことすらできない人が増えていることは非常に憂慮すべき問題で、
環境問題、持続可能な社会を考える上で、アクションを起こすべきポイントだと思います。
だけど、その問題の次元と、このセブンイレブンにおける契約間での紛争の問題の次元は、やはりベツモノ。
本来の中身を精査することなく、その別次元の論理を持ってきて押し切る、その流れから結論へと有無を言わせず世間の流れを誘導する、
どう考えてもおかしいと私は思います。

百歩譲って、
訴える側としてはもちろん勝つためですから、
援用できると見たものを、多少無理でももってきて訴えてみる、
戦うために持ち込む、
そういうこともあるとする、
それもまぁ、ほめられたことではなくても“あり”と認めなければならないこともあるでしょう。

でも、異口同音、各メディアがそれに追随、
本来、ちょっと考えれば次元が違うと分かるはずの論理で正当化して大騒ぎ、
世論を引っ張っていく、
なんだかそうこうするうちに、世の中の大きな流れ・うねりとなって、疑いのない真実であったかのような顔となり、
契約に関する精査が明らかにされないまま、排除命令へ…

これはやっぱりおかしいでしょ。
この問題に関して本来どちらが正当か、それはとりあえず置いておいても、
その本来の精査がなされた上で、やはり本部のやり方に行きすぎがあったという判断が出され、結果として同じ、排除命令へ、という結論に至ったとしても、
この流れで出された今回のものとは全くその意味が違う、
結論は同じでも、そこには大きな違いがある、
私はそう思います。

本来の問題の次元がずらされ、ぼやけさせられ、
反対を示しえない論理(今はそれが環境に関することが一番その典型ですが)、
そこへいつのまにか集約される、
それが繰り返しメディアで伝えられ、すりこまれ、
こちらがかわいそう、正しいのにかわいそう、しいたげられ側、
それに対して、こちらは悪、いじめっこ、すべてこいつらのせい、
簡単な二項対立で表示される。
それ以上に誰も考えようとしない、
たとえ違和感を感じても、我が身かわいさか、それをこそ圧力というのか疑問のギの字も表に出ない。。。

これって相当危険なことだと思うんです。
その危険性に今、どれだけの人が気づいて悩んでいるか、
取り越し苦労であろうと、その備えがどれほどあるか、
…そんなことを思うと、本当に空恐ろしくなる、
本当にそれが取り越し苦労を超えるレベルの話になったとき、
果たして流れをとめることができるだけのものは今のこの世界にあるのか。。。

この話でこのように膨らませて考えるのは、それこそ次元違いだ、と思われる方もあるかもしれません。
でも、こんなに当たり前のように次元の違う論理が持ち込まれた状態での議論が、あたかもそれが議論たる議論であるかのような顔をして世を歩き、
疑問も異議も出ない、
何処からもその声がない、
それはちょっと…
やはり見過ごせない、
私としては非常に憂慮すべき事態のように思うんです。

私がこうして言っていることなんて、蚊の針くらいの楔の刺しにしかならないかもしれませんが、
ちょっとでもこのブログに出会った人には考えてみてほしい、
なにかひっかかってもらえたら、
疑問を失わずにいてもらえたら、
と思いまして。
偉そうに話してしまいましたが、思うことを表明させていただいた次第です

長くなっちゃってすみません。
ではでは、今日はこのへんで。


今日のレシピです

・牛肉の赤ワイン煮&チーズクリームソースのペンネ …①
・人参のタプナードソース和え …②
・イエロートマトと赤玉ねぎ、わかめのアヒージョ風サラダ …③


①の作り方



1 牛バラ肉、すじ肉はきれいに掃除して、圧力鍋で下ゆでし、灰汁や脂は除く
2 スライスした玉ねぎとにんにくを炒める
3 じっくりと炒めて茶色になるまで炒める
4 ざらめ糖を加えて軽く焦がし、赤ワインを注いで煮詰める
5 1の肉も加えて煮る
6 フォンドヴォーと塩を加えて煮る
7 室温に戻したバターと小麦粉を合わせて、6の煮汁少々で溶きのばしながらよく混ざったら鍋に入れる
8 軽く煮立たせておく
9 ペンネリガーテをかためにゆでる
10 バター、生クリーム、カマンベールチーズ、塩少々で茹だった9を和える
11 10を盛り、あたためなおした8の赤ワイン煮も盛りあわせる
12 パセリをふって出来上がり


②の作り方



1 人参は適宜切ってレンジで蒸す
2 タプナードペーストにマヨネーズ少々を加えたもので1を和える
3 バラフと2を盛りあわせる


③の作り方



1 イエロートマトは半分に切る
2 わかめは戻して食べやすく切る
3 赤玉ねぎは細かく刻んで、さっと水にさらして絞りあげる
4 おろしにんにく、タバスコ、塩、胡椒、スイートチリソース、粉末バジル、レモン汁で1,2,3を和える
5 器に盛りつけてよく冷やす


こちらクリックで応援いただけるとうれしいです

ブログランキング・にほんブログ村へ

ファイブスタイル ブログランキング


コメントも大歓迎
お気軽にお寄せくださいね
それでは