20年近く前,1985年から インターフェス誌 に数年間の間,「いきあたりばったり読書日記」というコラムが連載されていた.著者は,ソフトウェア技術者であり,会社経営者であり,作曲家でもある 祐安重夫 氏である.
「読書日記」の中でよく使われた,「丸善よりXXXXが届く」,「友隣社よりYYYYが届く」というフレーズには,なんともいえない,特別な雰囲気があった.
少し大げさにいえば,この「読書日記」は,当時,駆け出しのソフトウェアエンジニアだった私に「プログラマの知的生活とはかくあるべき」という「ロールモデル」を示しくれた,メンターであった.お陰で,私は,丸善の本店や,紀伊国屋の本店に定期的に通うようになり,一時期は丸善の領収書だけでその年の年収の2割に達するほどになった.
振り返ってみれば,このころ,独学で勉強したことは,そのほとんどが「ストック」の知識となって,その後の仕事や研究に大いに役立っている.
この数年,昔のように,丸善にも紀伊国屋にも通わなくなってしまった.しかし,そのかわり
「Amazon.co.jpより...が届く」
という生活になった.
# 表紙の画像が出ないのは残念です.
「読書日記」の中でよく使われた,「丸善よりXXXXが届く」,「友隣社よりYYYYが届く」というフレーズには,なんともいえない,特別な雰囲気があった.
少し大げさにいえば,この「読書日記」は,当時,駆け出しのソフトウェアエンジニアだった私に「プログラマの知的生活とはかくあるべき」という「ロールモデル」を示しくれた,メンターであった.お陰で,私は,丸善の本店や,紀伊国屋の本店に定期的に通うようになり,一時期は丸善の領収書だけでその年の年収の2割に達するほどになった.
振り返ってみれば,このころ,独学で勉強したことは,そのほとんどが「ストック」の知識となって,その後の仕事や研究に大いに役立っている.
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