最近,知り合いが「生活の中の電磁波」について気にしている.彼の blog によると, 「新幹線のぞみでは,窓側の電磁波が多い」 らしい.
500系の「のぞみ」は,16両編成のすべてが動力車で,各車両の前後の台車の上に2個づつ計4個の285kWの強力なモーターが搭載されているので,車両の長手方向では,車輪の上付近よりは,車体の中央部の方が電磁波が少ないはずだ.もちろん,系や編成によっては,16両編成でも4両が動力車ではないというものもある.
新幹線の電磁波については, 「食品とくらしの安全」のバックナンバー に記事が出ているが,工学的にちゃんとした情報は以外と少ないように思う.知人は「系や編成,路線ごとに,計測しなおしてみようかな?」などといっている.もし,最新の新幹線の電磁波のリークが多いとすると,それは,モーターの高出力化と軽量化の結果によるものだろう.
現在の新幹線ではなく,いわゆる「リニア新幹線」に反対するある人は,反対理由の一つとして,その 電磁波の影響 について,大きくクローズアップしている.上海で運行されている430km/hのリニアモーターカーの車内での電磁波の密度はどれくらいだろう?日本のメーカーのだれかが,こっそり測定していないのだろうか?
最近は,「電磁波過敏症」 が問題になっていて,その症状について blog に書いている人もいる.また,「電磁波の健康影響に関する基礎講座」というのを,webで公開している人もいる.少し調べてみると, 電磁波の生体影響を論議する専門の国際学会 もある.600人ほどの小さな学会だが,会誌は一流どころの John Wiley & Sons から出版されていて,理事には,東大,都立大,弘前大などの日本の大学の先生も名を連ねている.
私自身は,仕事がら,いつも電磁波にさらされていて「電磁波過敏症」ではない.しかし,自宅でオーディオを真剣に聞くときにはコンピュータは止めるようにしている.また,防音と防電磁波を兼ねて窓際には鉛のシートをたてているし,オーディオをおいている部屋の照明は白熱電球にしている.電磁波の影響は目で見る事はできないが,オーディオマニアなら「耳」で聞き分けることができる.
ブラウン管式のディスプレイのからの電磁波の放射が多いことはよく知らせているが,液晶のディスプレイからも相当の電磁波が出ている.測定器が手元になくても,ノートパソコンなどのそばで,小型のラジオのスイッチをONにすれば,その電磁波の影響は,だれにでもはっきりと聞き取れるはずだ.
500系の「のぞみ」は,16両編成のすべてが動力車で,各車両の前後の台車の上に2個づつ計4個の285kWの強力なモーターが搭載されているので,車両の長手方向では,車輪の上付近よりは,車体の中央部の方が電磁波が少ないはずだ.もちろん,系や編成によっては,16両編成でも4両が動力車ではないというものもある.
新幹線の電磁波については, 「食品とくらしの安全」のバックナンバー に記事が出ているが,工学的にちゃんとした情報は以外と少ないように思う.知人は「系や編成,路線ごとに,計測しなおしてみようかな?」などといっている.もし,最新の新幹線の電磁波のリークが多いとすると,それは,モーターの高出力化と軽量化の結果によるものだろう.
現在の新幹線ではなく,いわゆる「リニア新幹線」に反対するある人は,反対理由の一つとして,その 電磁波の影響 について,大きくクローズアップしている.上海で運行されている430km/hのリニアモーターカーの車内での電磁波の密度はどれくらいだろう?日本のメーカーのだれかが,こっそり測定していないのだろうか?
最近は,「電磁波過敏症」 が問題になっていて,その症状について blog に書いている人もいる.また,「電磁波の健康影響に関する基礎講座」というのを,webで公開している人もいる.少し調べてみると, 電磁波の生体影響を論議する専門の国際学会 もある.600人ほどの小さな学会だが,会誌は一流どころの John Wiley & Sons から出版されていて,理事には,東大,都立大,弘前大などの日本の大学の先生も名を連ねている.
私自身は,仕事がら,いつも電磁波にさらされていて「電磁波過敏症」ではない.しかし,自宅でオーディオを真剣に聞くときにはコンピュータは止めるようにしている.また,防音と防電磁波を兼ねて窓際には鉛のシートをたてているし,オーディオをおいている部屋の照明は白熱電球にしている.電磁波の影響は目で見る事はできないが,オーディオマニアなら「耳」で聞き分けることができる.
ブラウン管式のディスプレイのからの電磁波の放射が多いことはよく知らせているが,液晶のディスプレイからも相当の電磁波が出ている.測定器が手元になくても,ノートパソコンなどのそばで,小型のラジオのスイッチをONにすれば,その電磁波の影響は,だれにでもはっきりと聞き取れるはずだ.
2005年に私のサイトを紹介してくだされ、感謝。
2009年も終わろうとしている時に、このブログを
拝見しました。