旭川のKE47さんからは、実はもう一枚の画像を頂戴しています。クラッチレリーズシリンダーです。私は、KE47エンジンパーツリストを所有していないので、その形状はまるで雲をつかむようで手も足も出ませんでした。そんな中、大雪の中で車両の下に潜り込んで撮影して頂いたのがこの画像です。そうです、何とJ3RD,J20D,J30D,J32Dというディーゼル系に設定されていたレリーズシリンダーが装着されていたのです。私は、てっきり1966年6月版のエンジン整備解説書P89からリンク機構タイプではないかと考えていましたが、実車には、ブリーダーが上向きに設定されたJ3RD,J20D,J30D,J32D用だったのです。何故KE31エンジンに引っ張られたスペックになっているのかは謎のままです。やはり三菱ジープは情報が少ない分、奥が深いですね。
《今回頂戴したJ34のクラッチレリーズシリンダーの画像》
☆ ←この星をクリックすると三菱ジープ互助会HPにジャンプいたします。
★三菱ジープ互助会★
代表発起人J57改@日野市
当方へのアクセスは、jeep-gojyokai@crux.ocn.ne.jp
塩井まで。
毎回きちんと結果をご報告いただきありがとうございます。頂戴したメールの内容と折角なのでJ53のリアアクスルハウジングとシャフトのページをASA202002から引用しておきます。どのボルトの事かは定かではありませんが、33106Bボルトリアアクスルシャフトかとも思われます。正直なところ良く分かりません。でも一件落着して本当に良かったです。
《今朝頂戴したメールの内容》
お世話になります。
リヤデフの異常音ですがデフのドライブシャフト側を外したらナットが手で回るほど緩んでいて、
締め付けを行ったら異常音、ガタも解消しました。
以上、お騒がせしました。
《J53リアアクスルハウジングとシャフト部品図》
思い切って拡大してアップしてみました。一番下のスライドバーを右の方に動かしてご確認下さい。
☆ ←この星をクリックすると三菱ジープ互助会HPにジャンプいたします。
★三菱ジープ互助会★
代表発起人J57改@日野市
当方へのアクセスは、jeep-gojyokai@crux.ocn.ne.jp
塩井まで
当時のシャシー整備解説書(1975年10月版)及び同整備解説書(1970年10月)からJ34のホイールシリンダーの仕様が確認できます。また今回は、旭川のKE47さんから頂戴した実際の画像もございます。例の1977年1月(77.5型)までは、どうもインチのホイールシリンダーが設定されていたようです。ミヤコやSEIKEN社のリペアキットのインチホイールシリンダーへの適合可否は時間のある時にやっておこうと思います。
《1975年10月版シャシー整備解説書から》
《旭川のKE47さんのJ34左後輪のホイールシリンダー画像》
☆ ←この星をクリックすると三菱ジープ互助会HPにジャンプいたします。
★三菱ジープ互助会★
代表発起人J57改@日野市
当方へのアクセスは、jeep-gojyokai@crux.ocn.ne.jp
塩井まで。
旭川のKE47さん。そうJ34という貴重な車両を所有されています。せっかくリアホイールシリンダーのお話をしていましたので、もう少しお伝えをしておきます。あらためて販売されていた期間を振り返ると1970年10月頃から1974年10月頃までの僅か4年弱しか存在していなかった車種のようです。同エンジンを搭載していたJ52と同じ頃に次世代の4G5系のガソリンエンジンへとバトンタッチされています。ここに1970年9月に発行されたシャシー編の整備解説書が残っています。まさにこのKE47搭載車両であるJ34にも触れています。この整備解説書は、J20,J30,J40用なのでJ52は含まれていません。この頃のホイールシリンダーはインチ表記のものになります。
《1970年9月版シャシー整備解説書のまえがき》以前もご紹介したことがあると思います。
☆ ←この星をクリックすると三菱ジープ互助会HPにジャンプいたします。
★三菱ジープ互助会★
代表発起人J57改@日野市
当方へのアクセスは、jeep-gojyokai@crux.ocn.ne.jp
塩井まで。
まあ落第を覚悟で『三菱ジープ互助会ホームページ』でもって同社の審査に応募してみました。また2週間後にその結果をご報告致します。
☆ ←この星をクリックすると三菱ジープ互助会HPにジャンプいたします。
★三菱ジープ互助会★
代表発起人J57改@日野市
当方へのアクセスは、jeep-gojyokai@crux.ocn.ne.jp
塩井まで。