財閥が解体され、ジープの生産を受け持った新三菱重工業株式会社名古屋自動車製作所で、1955年以降1960年代に投入された以下新型自動車の届出資料モドキから、初号機の車台番号とエンジン番号が調べられます。主力となる車種とはCJ3B-J3(JH4 76HP)とJ3RとJ3RDになります。非常に興味深いデータです。このように打刻が開始された番号は特定できますが、一体何台生産したのかをつかむ術は、私は持ち合わせていません。
なお、これらの車台番号の取り方は、その後1967年4月に見直され、機種別に分類して生産順位(プロダクション番号)方式へと見直しが行われます。詳細は別途触れることに致します。
《打刻様式及び打刻開始番号》
①CJ3B-J3(JH4 70HP) 通称J3 車台番号 55CJ3BM-04987,56CJ3BM-06001M,57CJ3BM-07980M,58CJ3BM-10132M
②CJ3B-J3(JH4 76HP) 通称J3R 車台番号 61-J3-24476、原動機番号 JH4-130271
③J3RD(KE31) 車台番号 61-J3D-25501、原動機番号 KE31-130001
更に
④CJ3B-J10 車台番号 55CJ3BA-06233M 原動機番号 4J-94821
⑤CJ3B-J10A 車台番号 55CJ3BA-06148M 原動機番号 4J-90510 ←J10の鉄板ドア仕様
《どこを見ているかと言うと少し左側が切れてしまっていますが以下となります》 ※入間のおじさんの貴重な資料を参考にさせて頂いています。
★三菱ジープ互助会★
代表発起人J57改@日野市
当方へのアクセスは、jeep-gojyokai@crux.ocn.jp まで
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