さてさてラジエターホースの記事が途中に入りましたが、気を取り直して続きを開始します。もう一度、昨日の表をアップします。その前に、1967年12月のJH4エンジン、KE31エンジンのパーツリストからエアクリーナーアッシー画像をよく見ておきます。
それぞれの部品図の横に、このパーツリストに記載されたアッシー部品番号を追記してみました。ここで、副代表から電話で教えて頂いた事実を一つお伝えします。『J3RでJH4エンジンを何台も見る機会があったが、湿式を表わす上の方に記載されたJM60919-2のタイプのJH4エンジン用のエアクリーナーは見たことがない。』つまりこのJH4エンジン用の湿式エアクリーナーは、JH4-1BというJH4エンジンの原型で6V電装の車両にのみ設定されていたのではないかという仮説です。下の319660-3というエアクリーナーは、まさにJ3Rを愛用していた副代表の車両にも装着されていたもので、乾式エアクリーナーです。
ここでもう一度、例のエクセル資料を見てみましょう。もう気が付いている人は素晴らしい想像力があると思います。
319660-3というエアクリーナーアッシー部番は、KE31エンジンにも同じものがあります。つまり、JH4ガソリンエンジンとKE31ディーゼルエンジンのエアクリーナーは共用部品であったということです。但し、手元に他のエンジンパーツリストがないので、どの時点で共通化されたかは不明です。凄いですね。1967年時点においては、ガソリンエンジン用とディーゼルエンジン用のエアクリーナー内部のエレメントは同じ部品であったであろうということです。だとするとKE31エンジン側に記載されたエレメント部番369661-0というエレメントが見つかれば、どちらのエンジン車両も救うことができます。ここまでは、あくまでも私の仮説ですので、どなたか裏付けをお願いします。
★三菱ジープ互助会★
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塩井まで。