ファッション的伝統のすすめ ジェイスタイル工房 ブログ

日本の美意識、江戸伝承 手仕事クラフト 仕覆・創作仕覆 古袱紗 組紐 創作組紐  茶の袋物 染め花 花かんざし

【茶道の小物】~袱紗を縫う~

2014年03月27日 | 作る:袱紗/古袱紗
【茶道の小物】~袱紗を縫う~

針を持つのが嫌になって、縫う気がしなかったけど、
元気になったら、縫ってみたくなった。

塩瀬の袱紗
 ・春らしい黄緑色
 ・秋色の金茶色
__________________
黄緑色は廃盤色、失敗はできません。緊張します。
(傷有の塩瀬で、一度練習してから始めましょ)
 ※絹糸の準備は、OK
  

【古袱紗を作る】~縫いと仕上げ~

2012年09月02日 | 作る:袱紗/古袱紗
【古袱紗を作る】~縫いと仕上げ~
裏千家のお点前で使う古袱紗、4枚完成。


生地は、3種類、合計4枚。
 ■絹の紅型・・・絹紬地に紅型文様
 ■濃緑の帯地・・・単色の織地
 ■着物地・・・綸子に染め柄

縫い糸は、絹糸。

集中すれば、2日で仕上がる。
と言うか、1枚作るも4枚作るも時間的には同じで、
かえって効率がいい様に思う。

1枚2枚と縫い進むうちに、縫い目も安定して、手も早くなる。
手抜きをせずに、丁寧に仕上げると出来上がりも綺麗。
物に向かう姿勢が作品に出る気がする。
シンプルだけれど、奥が深い。

________________________
これも屋形船効果だろう。”リフレッシュ”
気分転換は、いろんな意味でリセット効果大!です。

【小袱紗を作る】~龍村裂地~

2012年07月28日 | 作る:袱紗/古袱紗
【小袱紗を作る】~龍村裂地~
袱紗が仕上がったら、
小袱紗も仕上げてみるか?と気持ちの盛り上がっている時にだ。

実は、本縫いまでは終わっていながら、
仕上げをするタイミングを逃していた。

 
完成しました。嬉しい。

今年の干支、龍の入った裂地にしました。
たぶん12年前の布だと思います。
(これは、袷の着物になったら、使おうかな)

【龍村/古袱紗】事始め初縫い第3弾~完成~

2012年01月09日 | 作る:袱紗/古袱紗
【古袱紗/龍村:ペルシャの虎】~完成~
昨年入手した生地で、初縫い第3弾。
古袱紗を手縫いで、仕上げてみました。

虎がモチーフの龍村の裂地を使って、古袱紗を製作。

 ■裂地銘:ペルシャの虎
 ■柄と配色がペルシャらしい綺麗な生地。
    柄取りに工夫を凝らした袱紗に仕上がりました。
  
引きで見るとアラベスクの様な文様が現れる。これも計算されての柄?

今年は、少なくとも昨年の倍は、製作してみようと思います。
 ホームページも1月にはアップを目標に・・・
               仕立ての注文受けようかな?




【龍村/古袱紗】事始め初縫い第2弾~完成~

2012年01月07日 | 作る:袱紗/古袱紗
【古袱紗/龍村:ミャオの燭龍】~完成~
昨年入手した生地で、初縫い第2弾。
古袱紗を手縫いで、仕上げてみました。

中国少数民族のミャオ族のモチーフから作られた、龍村の裂地で製作。

 ■裂地銘:ミャオの燭龍
 ■横柄が縞効果の裂地です。

山岳民族のクロスステッチの衣装が印象的なミャオ族。
 
※アンティークの刺繍の一部を額装して、大事にしてます。
用の美と伝統が共存する大好きなミャオ族の柄。

(初釜が1月8日の初釜は、ミャオの燭龍の古袱紗に変更だ。)
今年は、少なくとも昨年の倍は、製作してみようと思います。
 ホームページも1月にはアップを目標に・・・
               仕立ての注文受けようかな?


【古袱紗/龍村の裂地】~龍文様~柄合わせ

2012年01月04日 | 作る:袱紗/古袱紗
【古袱紗/柄取り・柄合わせ】
柄取りから、始め、糸を選び、布を裁断します。

この柄は、前回のインカの猿と違って難しい。
どこを基準に柄あわせをしたらいいものやらの連続文様。
柄の上下も一段おきだし、これは、師匠に相談しなくては・・・

  


裂地を扱うたびに思うことは、基本と応用との間を行ったりきたり、
参考になることはあっても 同じはない。
(実は、そこが気に入っているのだけれども・・・難しくもある)

【龍村/古袱紗】事始め初縫い~完成~

2012年01月03日 | 作る:袱紗/古袱紗
【古袱紗/龍村:インカの遊猿文】~完成~
昨年入手した生地で、初縫いです。
古袱紗を手縫いで、仕上げてみました。

〔インカの猿のモチーフから作られた、龍村の裂地で製作〕
 ■裂地銘:インカの遊猿文
 ■龍村には珍しい青系の生地、実物は微妙な色が綺麗な生地。
四角い升目がモザイク効果で、引きで見ると違った文様が現れています。


  

(初釜が1月8日なので、干支の龍で、もう一枚仕上げる予定)
今年は、少なくとも昨年の倍は、製作してみようと思います。
 ホームページも1月にはアップを目標に・・・
               仕立ての注文受けようかな?



【古袱紗/龍村の裂地】~龍文様~

2012年01月02日 | 作る:袱紗/古袱紗
【古袱紗/龍村の裂地】~龍文様~
今年の干支の龍の入った龍村の裂地で、
古袱紗を今年の縫い始め致します。

 ①ミャオの蜀龍:中国の少数民族ミャオ族の桃花(ステッチ柄)、
  吉祥文様の龍を配し文様構成した裂地。


 ②幡龍葡萄錦:日本に伝わった染織品(ろうけちあしぎぬ)の葡萄唐草紋と
  白銅鋳造の八角鏡の表された龍文の範をとり文様構成した裂地。

【小袱紗/龍村の裂地で・・・】

2011年12月10日 | 作る:袱紗/古袱紗
【小袱紗/龍村の裂地で・・・】
この生地は、どうだろうか?
一応、来年の干支、龍が入っている。
12年前の干支龍の柄生地を見つけた。

龍村の裂地でも、店頭で2,000円位の小袱紗が買える。
小袱紗を作るのがいいのか疑問に思えてきた。
しかし、初釜用にと思ったのだから、勉強にもなるし、
自作は、またそれとは別に、意味のある小袱紗だろう。

何事も損得で考えては、いけない。
がしかし、商売人デザインを生業とする者としては、
もう一歩踏み込んで考えなくては・・・だ。
さて、何がいいかしら?
ちょっと楽しくなってきたかも。