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【7月のお稽古】~茶巾平点前~

2012年07月29日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【7月のお稽古】~茶巾平点前~
今日も暑かったです。

着物を着て行くだけで、精一杯。
お稽古どころではない本日でした。
(実は、遅番、朝市と続いて、疲れてました)

途中で眠くなって・・・
自分の番になったら、初めての茶巾平点前で、大汗。
その上、黒楽の平茶碗。
いつもと扱いが違うし、水も入ってるし、どうする?

左手に建水、右手の平に棗を持ち、入る。
両手で水の入った茶碗を持ち、居住まいを正して、一呼吸。
お点前の開始。
棗は、二引きで拭いたので、蓋は、茶碗と膝の間に置く。
抹茶にお湯を入れたら、切り柄杓、茶筅は、縦にシャバシャバ。
(泡立てに必死で、斜めになってるらしい)

初使いの金茶の袱紗、
さばいても布が暴れないし、お~すごい!しっとり。
道具の上質って使って違いが解る。
(頑張って作った甲斐があった。これも塩瀬の生地があったからこそ・・・)


 ■茶碗:黒楽平茶碗
 ■棗:金○寺の朝顔蒔絵
 ■茶杓:
 ■香合:ほうずき
 ■干菓子:鶴屋吉信の(瓢箪)ひさご
 ■薄茶:伊藤園のばんえいの白?
 ■掛け軸:涼風○○の声

  ※濃茶の生菓子

黒楽のこのお茶碗、肌理の細かい泡が立つ良い茶碗でした。

【小袱紗を作る】~龍村裂地~

2012年07月28日 | 作る:袱紗/古袱紗
【小袱紗を作る】~龍村裂地~
袱紗が仕上がったら、
小袱紗も仕上げてみるか?と気持ちの盛り上がっている時にだ。

実は、本縫いまでは終わっていながら、
仕上げをするタイミングを逃していた。

 
完成しました。嬉しい。

今年の干支、龍の入った裂地にしました。
たぶん12年前の布だと思います。
(これは、袷の着物になったら、使おうかな)

【袱紗の製作開始】~完成~

2012年07月27日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【袱紗の製作開始】~完成~

完成です。
途中経過の画像を撮るのをすっかり忘れてた。

 

ついこの間まで使用してた紫の袱紗と一緒に・・・
(こうして並べると紫は素材も硬いし、ミシン縫いの様です)

出来上がった袱紗は、しっとりしていて
なんだか嬉しくって、しばらく枕元に置いて寝ます。

日曜のお稽古が使い始め。

【春慶・花入れの仕覆】~表地縫いと底つけ~

2012年07月22日 | 作る:創作の仕覆 
【春慶・花入れの仕覆】~表地縫いと底つけ~

自分で長緒を組む予定で、糸の色目が合わなかったり、
花入れと揃いの敷き板を、一緒に納める仕様変更したり、
色々進み難い事が重なり、後回しになっていました。



ようやく、歯車が回り始めた様子。
糸も決まり、組み台も手元に届いた。

表地を縫い、底つけまで終了。
次回は、綿入れの予定。


【組紐の講義】~往生要集と組紐~

2012年07月19日 | 作る:組紐
【組紐の講義】~往生要集と組紐~

往生要集(おうじょうようしゅう)上下 岩波書房
秀衡公の組紐~中尊寺の組紐~ 西城志郎著 悠研究所編

この2冊を参考に、今日の講義は始まった。
今まで、まったく知らない分野のこと、されど組紐の奥深さを知る。
5色の紐なる物が精神的な物をつないでいた様だ。
最期の時に握ってる紐って、信仰の象徴とはいえ重要過ぎる。

横に復元した紐を見ながら、何か凄い所にいるかも私・・・
その上、今日は、聴講生1人の個人授業でした。
まったく手抜きせずの姿勢に、この教室の歴史の深さを感じました。
心に期するものあり。

昔の日本人は、紐に何を見たのでしょうか

【組紐の道具】~早起きして棒削る~

2012年07月19日 | 作る:組紐
【組紐の道具】~早起きして削る~
昨日、入手した鑢で、金属棒を削った。
暑くなる前と思い、早朝に始めたが、汗が滴り落ちる。

お陰様で、綺麗な仕上がりになりました。
和紙で名札をつけて、完成。
次回、早速試し組みと参りましょう。

それにしても、日中は、何という暑さでしょう!
今日は、午後から講義の日、休む訳にはいかない。
意を決して、
いつもと同じ道中を、自転車で外出した。
コンビニで、涼をとり、郵便局で、スーパーでと、熱中症対策。
体温が汗だけでは下がらない感じだった。

そんなこともあり、涼しくなってから帰路に着こうと
夕刻まで時間を潰したが、なんと打って変わって涼しい。
今夜は、快眠です。

【組紐の道具】~鑢を調達~

2012年07月18日 | 作る:組紐
【組紐の道具】~鑢を調達~
金属の棒を加工して、
あとは尖っている所にやすりをかけるだけ。

金物屋に行って見た。
棒を持って、希望の仕上がりになる鑢を教えてもらう為である。
試し削りをさせてもらうまでは、良かったのだが・・・

支払いを済ませたが、物がもらえてない。
(これは勘違いもあるだろう、仕方が無い、包装なしで鑢をもらう)
そのあと、中目と細目で仕上がりにどれだけの差があるなどと話していて、
ふと手に持った鑢をみたら、試し削りのそれと明らかに違う目である。

これ違うみたいだけどと差し出すと、いやぁ~な空気が・・・
試し削りの鑢と今購入した鑢を比べる、どう見ても違う。
(確かに竹壷印と玉壷印とでメーカーが違う物だが、素人でも差が判る)
もちろん試削りのタイプと同じ目の物に交換を申し出た。

渋々、交換のあげく、こちらに非がある様な言い方をされ、
最後は不愉快な思いで店をでた。
残念ですね、プロですよね。というか
プロだと思うから、金物屋を選んだ訳で・・・

帰りにDIYに立ち寄った。
購入した鑢のタイプは扱っていない。
やはり金物屋の品揃えはすごいのだが・・・ん~。

【7月のお稽古】~葉蓋点前~

2012年07月15日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【7月のお稽古】~葉蓋点前~
お茶を始めて、まる一年になりました。

昨年の葉蓋点前、しつらえ、覚えています。
綺麗で、衝撃的な出会いでした。
ガラスの水差しに水を張り、葉を蓋に見立てる様子。

 ●茶碗:波の平茶碗、高取静山の平茶碗、
 ●棗:星蒔絵の中棗
 ●茶杓:笠曳(じくそう)
 ●蓋置き:竹

 ●茶花:底○むくげ
 ●香合:白檀の仏塔
 ●掛け軸:般若心経と仏画

 ●お茶:宝尽の白 伊藤園
 ●干菓子:奈良漬しょこら

 お点前は、まったく記憶になく、新しい気持ちで・・・
両手で葉の露を建水にこぼす所がキュンときた。
それから、水差しの上水を取るのがなんだか難しい。

拝見の問答も経験のひとつとかで、初挑戦。

銘などは、時節を考えて自分で答えるのが慣わし。
何も考えていないで生活している者には、難しいお題。
次回からは、これも課題のひとつ。
ご銘は?と聞かれたら、
漢字2文字でスパッと答えられるといい感じ。

濃茶は、見稽古。
大海の茶入れ、兎柄の仕覆

【組紐の道具】

2012年07月14日 | 作る:組紐
【組紐の道具】
さすがに売っていない道具は、自作するしかない。
職人並みである。
(そんなにすごい物ではなく、DIYが好きなら出来るレベル)

好きな分野ではあるので、苦にはならない。
材料は、ネットで探し、
加工方法は、金物屋さんにでも聞いてみよう。
たぶん鑢が必要になるはず・・・

【組紐、組直し】~配色も再検討~

2012年07月13日 | 作る:組紐
【組紐、組み直し】
スタート数段に組み違いを発見。

丁度、色も気になっていたので、配色も再検討
差し替えのと糸を準備した。

まず、組を解いてから・・・時間が意外にかかる。
替えの糸でも試し組みするから、大変な事になってる。
無地糸で組むだけなら、こんな試行錯誤はしなくていいが、
徐々にオリジナルを求められると、こんなことの繰り返し。

時間がいくらあっても足りない。色の世界は深い。

百人百様、同じ物が出来ることは、ほとんど無いが、
気に入った物も中々出来ないのだ。

【2012年の夏期講習】~染めのコースに申込み~

2012年07月12日 | 作る:組紐
【2012年の夏期講習】~染めのコースに申込み~
今年も組紐の夏期講習の季節になりました。

糸染めのコースにした。
今年は、上級ランクの難しい染めをするらしい。
花芯風は、帯締めとしても興味がある染め。挑戦だ。

染めは、年に一回だけ。出来る時に無理しても体験しようと思う。
色加減とかよく理屈が判らないが、面白そうだ。

 ■ベースの色は、5色から麻色を選択。
 ■染め色4色は自由。

ただ好きな色で染めれば良いと言う訳でもなく、
やはり、出来上がりをイメージして、
出来れば着物に合う様に、決めたいところだろう・・・。

一度はやってみたかったので、楽しみ。

【硯の仕覆/鳩居堂製】~新しい裏地~

2012年07月11日 | 作る:創作の仕覆 
【硯の仕覆/鳩居堂製】~新しい裏地~

丹波焼の茶入れに待てがかかってしまったので、
硯の裏地を裁断して、こっちを先に進めることにしよう。

この裏地は、ざっくり目なので、生地にダメージなく縫える。
底の和紙用に糊を多めに作って、これまた乾くまで一日待ちなのだ。

なんだか時間がもったいない。