ファッション的伝統のすすめ ジェイスタイル工房 ブログ

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【和装コートオーダー展/シルクラブ】

2011年10月30日 | 作る:嚢物 袋物
【和装コートオーダー展/シルクラブ】
先日、道明展をしたシルクラブから、和装コートオーダー展の案内。
誂え25万円というので見たい気もする。

この案内は、コートをリメイクしようと
思っていた矢先にのタイミングである。
コートがあればお太鼓の帯を結ばなくても外出が出来る!

それに、コーディネートが楽しめる点。
きものがむき出しにならないので、最適なアイテムと言える。

着物を着る様になって、コートの必要性を実感した。
その割りにデザインが古いと思うのは、私だけ?
そんな訳で、リメイクを思い立った所であった。
(出来れば、再来週のお稽古に着て行きたい、であります。)

【マイgooブログの1週年おめでとう!】

2011年10月29日 | 備忘録
【マイgooブログの1週年おめでとう!】
2010年の今日、10月29日に、ブログをスタート。
1年経ちました。

飽きると思っていたけれど、続いてます。
おかげで、ブログのネタ探しも兼ねて、
毎日、有意義?に過ごしている?!

楽天ブログもエキサイトブログも三日坊主だったのに、
続いているのが不思議。めでたい。

【アジアの生地を探して・・・】

2011年10月27日 | 作る:創作の仕覆 
【アジアの生地を探して・・・】
硯箱は、現代物なので、
生地も今のアジアの生地にしてみようと思う。

先日依頼された硯箱の仕覆を縫う前に、自分の硯箱で作って見る為だ。



生地を探してみた。
膨大な数で、吐き気がしそう。
きりがないので、赤系統に絞って入手。

硯が黒っぽいし、箱も焦茶なので、思い切って赤。

第一候補の布は、なんと、39,000円だとな。
良いと思ったらやっぱりね。

無理無理・・・硯と吊り合わない。分相応の生地で作りましょ。
袋だけ良くても駄目だし、付ける物に合った袋でなくてはいけない。

【道明/三分紐と懐中時計紐のセット企画】販売開始

2011年10月26日 | 作る:組紐
【道明/三分紐と懐中時計紐のセット企画】販売開始

以前に注文を頂いた方や揃いでほしいと言う希望により、
色ロットを合わせて、2点セット販売を開始しました。

色名「緑青」
  

■道明の三分紐は、笹浪組で伸縮性があり、
矢印の組手がストッパーの役割をするのだと思います。しっかり結べます。

 ☆三分紐とは、帯留めを通して使う細めの帯締めです。
 帯留めがアクセサリーの役割を担うので、自分らしく
 今の時代にあったきものコーディネートが楽しめます。

■懐中時計紐は、女手仕様(婦人用)。
腕時計による着物の袖口の擦れや帯との擦れが防げます。
落下防止の機能もあり、お洒落で粋な紐、重宝します。

一番のポイントは、懐中時計を見るしぐさが粋で、艶っぽいこと。

もちろん道明の色目は、微妙な色調を好む方に、絶大な人気と信頼がある。
300年の伝統もまたしかり。

今回、緑青(ろくしょう)を選んだ理由は、
緑色は、植物以外にはない色目で、金属に出るこの色は、
近未来をイメージさせる不思議な色です。


本【初めて買うきもの/波野好江著】

2011年10月24日 | 作る:嚢物 袋物
【初めて買うきもの/波野好江著】
片付け物をしていたら、18年前に購入した本が出てきた。

  

派手な着物が多かった時代の中で、
この本の中のきものは、自分の考えている着物の世界を見せてくれた。
地味でなく、一歩引いた中にも、華やかさと品のあるものでした。

今見ても古さは、まったく感じません。
さすが、歌舞伎の家の方、相手に失礼のない格で、あくまでお客様が主役。
(中村貫太郎、中村七之助の母親だと思う)

本の中の誂えの高額なきものは、無理ですが、
せめてコーディネートの参考にしようと思う一冊。

本の装丁も内容に見合った完璧さです。

【鳩居堂・硯箱の仕覆を頼まれました】

2011年10月22日 | 作る:創作の仕覆 
【鳩居堂・硯箱の仕覆を頼まれました】

鳩居堂で小さい時にお祖母様に買って戴いた物で、
仕覆をつけたいと以前から聞いていました。



端渓かもしれない硯に箱を作ったとの連絡を受けて、
これから、生地探しと型紙、仮縫いの準備をする。

  ■生地希望は、更紗の赤系、綿生地、

今日は、天候が不安定だったので、動けなかった。
出来れば明日、紹介してもらった更紗の店へ
行ってみようと思っている。

【名残りの茶事/竜田姫】

2011年10月17日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【名残りの茶事/竜田姫】
立田姫は、今回使った茶杓の銘である。
奈良の西方竜田山に宿るという、秋の女神、竜田姫、
平城京の東、佐保山に宿るという春の女神、佐保姫に対する。

お稽古の席では、裁つの意味もあり、
お裁縫の神様の意味も含むとのお話です。
染色や機織をつかさどる神様としても古くから信仰されている。

そんな銘のある茶杓でした。

【10月の茶事/名残りの茶事】

2011年10月16日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【10月の茶事/名残りの茶事】
今日は、10月最後のお稽古です。
5月から使用していた風炉は10月で最後です。
11月からは炉を開きますので、風炉を使った最後のお手前です。
水差しが蓋置きの位置に来ています。

そんな訳で、年に1回だけのお手前で、侘びた風情を演出。

お茶碗は、金繕いのある沖縄の茶碗を使用。
茶花は、虫食いや葉の落ちた枝草など
濃茶の茶入れは、唐津で仕覆が2つ、御物袋1つ付いていました。
薄茶の棗は、塗りの菊蒔絵
茶杓の銘は、立田姫
掛け軸は、時雨
香合は、栗。

お茶菓子:柿の気味時雨
乾菓子:紅葉と銀杏、松ぼっくり