ファッション的伝統のすすめ ジェイスタイル工房 ブログ

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【モンペと自転車と着物】

2012年04月30日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【モンペと自転車と着物】
稽古に行く日は、着物、なのに最寄駅へのアクセスが悪い。

自転車しかない。でモンペを思いついたが、
見た目がNGだろうとワイズの黒コートを羽織っていた。
「ブーツにリュック姿」襟元も判らない様に、マフラーをして、
今までは・・・。

ところが昨日は暑かった。
さあどうしたものかと、探していたら
薄手のカルバンクラインの生成り色があるではないか。
これしか思い当たらない。ぶかっとしているので着物向きだ。

とりあえず着物を隠してブーツを履きお稽古に向かった。
でも、これからの季節、何か考えなくては・・・
夏用モンペでも作るかなあ、いや上物、着物隠しのそれが先だ。
いっその事、お稽古場まで、自転車で行っちゃうか

(カルバンクラインは、自転車のどこかにからまり、裾が黒く汚れた)

【4月のお稽古】茶箱点前/卯の花

2012年04月29日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【茶箱点前/卯の花】
今日は、皆さんお休みで3人だけのお稽古です。
卯の花は、一番簡単な茶箱点前。平点前?

 ■茶花:宝鐘草
 ■菓子:蛤の最中(皮と餡が別々になっていて、使う寸前に合わせる物)
 ■香合:水鳥

  

前回、初の茶箱点前を経験しているので、
少し気が楽かも・・・と思いきやなんのなんの。
すっかり忘れています。
一年に一回のお点前ですから、覚えたと思ったら記憶のかなたに~

それよりも基本の足運びがNG!連発
また、最初の最初、右足で立つ所を左で立っていました。
だから、足運びが合わなかったのだと、今頃。
印象に残ったのは、平棗の扱いと茶勺の扱いと小袱紗の扱い。
(初めての手の動きだったり、発見満載、日本人で良かった)


【出来ないとやりたくなるのは何故だ!】

2012年04月21日 | 作る:嚢物 袋物
【出来ないとやりたくなるのは何故だ!】
今まで気持ちが向かなかったのに、
縫えなくなった途端、無性に縫いたくなる、その心は・・・

静かに本でも読めと、自分に言い聞かせながら、
横目で裁縫箱をチラ見する。
おととい、腰紐を左手で縫ってみて、初心者以下の縫い目に
これは無理と観念したものの・・・である。

りんごの皮むきもすごく大変なのさ。
今夜の食事も手でつかめる仕様のおにぎり&ピザ。
ドーナツ食べちゃおう!

【着物の腰紐作り】~閃いた!~

2012年04月19日 | 作る:嚢物 袋物
【着物の腰紐】
閃いちゃいました。グッドアイディア!
わざわざ生地を買わなくても大丈夫。

今まで使っていた紐を使えばいいのだ。
もともと格安とはいえ、モスリンだし薄くて滑らなくて
色も淡く、実用的な訳です。



くしゃくしゃだったので、アイロンかけて・・・
教えて頂いた太紐サイズを手縫いで仕上げた。

伊達締めも安価な博多織980円正絹が良さそうなので、
自主制作はやめにした。

帯板も博多織と同じところで調達。
(これで、使いやすい和装小物が揃ったのだ、幾分姿よくなるだろう)

【ミウラ折り】感動した!!

2012年04月16日 | 備忘録
【ミウラ折り】
畳み方の本を見つけた。
服の畳み方から、布団、寝袋などなど、色々な畳み方が載っている。

熨斗袋そして紙の折りへと続く。
ミウラ折りと出会う。名前は知らなかったけど気になっていた。
こんな風に出会うなんて、感動、感激!
早速、試し折りしたくて広告を使って折ってみた。

これは本当に面白い。
ポップアップの絵本を思い出すし、卒業制作のテーマでもある「折」だ。

ミウラ折り自体は、まったく違う所から発見された物だが、
昔から日本にある「折り」を感じる。

理屈はどうあれ、すごい、楽しい、生活の中に取り入れようと思う。

【着物の腰紐】~生地探し~

2012年04月15日 | 作る:嚢物 袋物
【着物の腰紐】~生地探し~
仕事の帰りに、近所のお店を覗いてみた。

古布のところのはぎれの中に、一本長いのがありました。
色柄を選り好みは出来ない。これで良いだろうと即決。

なんと今までのポイントで購入できた。
でも、よく見たら綺麗ではさみを入れるのがもったいないかも・・・
江戸紫色の地に、黄色と橙の絞り柄である。
(秒札で決めたから、無意識に超気に入った生地だったのか)

スカーフでも良い?いやいや、腰紐だ!
あ~長襦袢の袖でもいいかも・・・
半襟でも~ さぁどうする私!!!

【着物の腰紐作り】

2012年04月14日 | 作る:嚢物 袋物
【着物の腰紐】
腰紐には、モスリンが良いと言うが、
すぐには手配できない。
似た様な風合いの綿生地で試作するが、厚みがでてしまい、結び難い。

やはり、モスリンだろうか?
絹は、汗で敗れやすいそうだが、薄手でよさそうに思う。
軽いし、一度使って試してみよう。

よさそうな生地をみつくろう。ちょっと近所の店を覗いて・・・

【和紙/三椏と楮】

2012年04月13日 | 作る:嚢物 袋物
【和紙/三椏と楮】
三椏(みつまた)と楮(こうぞ)は、和紙の代表的な原料だ。
ここ数日、茶籠の内張りをしている。
和紙が気になっていた。

同じ和紙でも用途も違えば、特性も違う。
もちろんこれ以外にも産地によっても色々ある。

無漂白の和紙は、やはり高額(2,000円~

価格的にも品質的にも使い易いのは、なんと韓国製の和紙?だそう。
 価格は、1枚650円(漂白はされている)

次の茶籠の内張りには、
  韓国製で試してみようか、頭の痛い所なのである。

【野点籠/道中籠】~裏地張り~

2012年04月11日 | 作る:嚢物 袋物
【野点籠/道中籠】~裏地張り~
昨日の和紙の内張りは、乾いている。
今日は、綿生地を貼る。インドネシアのバティック生地、現代物。

綿といえども何度もやり直しをすれば、端がほつれる。
手早く、正確に貼らなくてはならない。

■生地を型紙に合わせて、カット。
■糊をつけ、内側に貼る。
柄合わせのいらない生地を選んで正解である。

 
刷毛を使って、圧着させたら完成。
ここまでは、茶籠と同じ手順である。

次回は、上布つけと紐。

【野点籠/道中籠】~採寸、型紙、内張り~

2012年04月10日 | 作る:嚢物 袋物
【野点籠/道中籠】~採寸、型紙~
午前中に採寸して型紙を作る。

資料を見て作るのは、難しい。
大まかなポイントしかかかれていないからである。
その上、見本も参考品もないので、どれが正解かちと不安・・・

■型紙作りに、1時間をとられた。
型紙を籠に入れて、寸法を見てみる。
切り込みを入れて収まりを確認。大丈夫そうなので、これでGO。
(型紙は、洋紙なので柔軟性がない。実際は、和紙)

■早速、型紙を和紙に写して、内張りの準備完了。
夜は、和紙の内張り。

内張りは、茶籠と同じ要領である。

【神田川の桜】

2012年04月09日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【神田川の桜】
今年のお花見は、神田川のそぞろ歩き。
昨日の日曜午後の1時から5時まで、お茶のお稽古をして、
着物のままで、5人のお花見。


本当にこれでもかという桜並木。500m以上続いてる。
川側に下がる様に枝が伸びていて、なんとも幻想的。

この画像なんか携帯で撮ったとは思えない出来栄え?でしょう。
というかこの2枚しか撮ってなかった・・・

ほとんど近所の方らしく、混雑も無く優雅にまったりと桜の下を歩く。
地元の住人の案内があってこそ!
所要時間約1時間弱、帰りは荒川線の都電で最寄り駅まで。

丁度お腹も空いたころ、地元一押しの上海料理を・・・
6時に予約を取ってるなんて、さすがだ。

【4月のお稽古】茶箱のお点前/たぶん花点前・・・

2012年04月08日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【茶箱のお点前/たぶん花点前・・・】
本日のお稽古は、茶箱でした。
生まれて初めて見たものを、これまた初めて習うという。
そんな訳で、先輩のするお点前での菓子の画像のみ、

 ■いつもの鶴屋吉信、銘は「春の流れ」
 ■香合と敷物:鴨か鳥で、波紋文様の敷物


あとは、他の方々のお点前に必死で画像どころはなく・・・
毎回の事ながら、一年に一回だけするお点前、
たぶん「花点前」。
他の方々は、茶碗が2つだったり、杉板を使っていたりのお点前。

「卯の花」とか「雪点前」の単語も飛び交っていた。

それにしても、よく出来たお手前で、
道具をしまう所作も理にかなっている。
(お茶碗を箱にしまう時の親指の位置が印象的)

【野点籠/道中籠】~生地選び~

2012年04月07日 | 作る:嚢物 袋物
【野点籠/道中籠】~生地選び~
自分で探した資料も合わせて、作成開始。
野点籠の生地選びは、
街着の着物で使うか色無地で使うかで、ちがってくるだろう。

〔第1案〕
 ■表生地;インドネシアの織り物(イカット織)
 ■裏地 ;綿無地
 ■内張り用生地;バティックプリント
 ■籠は、京都の国産籠
    生地は、すべて現代物

〔第2案〕
 ■表生地;龍村の名物裂
 ■裏地 ;絹
 ■内張り用生地;古布の綿
 ■籠は、京都の国産籠

龍村だと、安心は安心だが、どこにでもありそうで・・・は
野点籠は、茶籠のほど正式ではない。 

【野点用の籠/内張りの資料お借りして・・・】

2012年04月06日 | 作る:嚢物 袋物
【野点用の籠/内張りの資料お借りして・・・】
丁度、野点用の赤楽茶碗の御物袋を作り始めたところ・・・
国産の籠が手に入り、内張りの資料まで、
トントン拍子に繋がってる。

人との出会いは、不思議である。
仕覆の師匠のところには、色々な才能を持った方が集まる。
アンティークの茶籠に内張りをされた方から、資料をお借りした。
本格的!和紙まで譲って下さって・・・
(私のは、野点用の籠なので気が楽、頑張って仕上げなくては。)

また、もう少ししたら、
紐も4つ組と丸八つ組が自分で組めそうなので、
それを使いたいところだ。

問題は、内張りの生地をどれにするか?
資料によると更紗や木綿の物が向いているらしいが、
緞子の内張りも見たことがある。

こりゃあ~楽しみだ。