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【仕服の修理】~肩衝茶入れの御物袋~

2014年10月27日 | 作る:茶入れの仕覆
【仕服の修理】~肩衝茶入れの御物袋~

切れた緒紐の修理を頼まれた。

この瀬戸の茶入れには、
1つの御物袋と2つの仕服が付いている。

「紐を打ち直して交換してほしい」とのことだったが、
風合いや色合いは付いている紐が合っている。
このままが美しい。

御物袋は、紐の長さがあるので
付いている紐を結び直し、緒紐の形に整えた。
次に切れて結べなくなった時でも交換は十分である。

【10月の組紐】~御岳組~

2014年10月16日 | 作る:組紐
【10月の組紐】~御岳組~

教室では、高台の組み。
自宅では、御岳組の序の舞シリーズの糸を組み始めた。

むむっっ難しい!!
途中から山道柄になるのだが・・・
柄が出ない。どこかで組み違っているのだ。
組んだ紐を見てたら、怪しい所が一ヶ所。
3時間は組んでる長さ。

ショック!!明日もう一度、確認しよう

【10月の組紐】~鯨柄~

2014年10月09日 | 作る:組紐

【10月の組紐】~鯨柄~

本日、高麗組の鯨柄
糸置きで、頭が混乱した~。
組み方の綾は、高麗組が基本の変形。

構造を理解すれば、簡単ではあるのだが、
今までの知識が邪魔をするというのか・・・
新しいことを習う時には、頭は柔らかく、である。
___________________
高台の初めての2枚組みが終了
  地内記組、耳なし地内記、ななこ矢羽、
  高麗組、竜甲組 鯨柄 を習った

玉をはずして、台から下ろしました。
次回は、新しい糸をつけて、高麗組の応用組。

【10月のお稽古】~大板の平点前~

2014年10月05日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【10月のお稽古】~大板の平点前~

長水指を運び出して、左側に置くのがいつもと違う。
お釜も真ん中で、大板に乗っています。

茶器は、珠光文琳写し、ウラク緞子?
棗は、雲斎好みの猪の蒔絵大棗
お茶碗は、光悦写しの楽茶碗
茶杓は、鹿の角製 銘”千秋”
蓋置き:竹
建水 :塗り

お軸:紅葉洗う
香合:秋草文様錫口丸香合
釜敷き:
茶花 :白萩と白い周明菊

主菓子
お干菓子:銀杏と銀杏

水指の位置が変わるだけでも、混乱します。

着物は、ようやく袷が着れるのに、
台風接近で・・・濡れてもいい着物でした。

【10月の組紐】~竜甲組2回目~

2014年10月02日 | 作る:組紐
【10月の組紐】~竜甲組2回目~

地内記組の糸からのサンプル組みをしている。
その為、無地が綺麗な竜甲組みは、
柄が効果的に出て来ない。

ということで、糸位置の入れ替えをしてみた。
今までは、朱系と青系で裏表を組んでいたが、
色でなく、濃淡で表裏の糸置き。

淡い糸には、竜甲組の地模様が綺麗に出てきた。
正しく組めているのが判って一安心。