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【5月のお稽古】~風炉の基本のお点前~

2015年05月31日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【5月のお稽古】~風炉の基本のお点前~

5月最後のお稽古でした。
基本の運び出しの平点前。

茶器は、薄茶器:黒織部、蓋は桜
茶碗は、柳に燕と青楓に青流の京焼きの2点

蓋置:焼物の蟹
茶杓:5代不朽斎
水指:青絵
掛軸:○○無○断

水指の蓋は、2手?3手?とか
水の時の柄杓の扱いとか
二引きの時の蓋の置く場所などなど
基本なのに忘れてしまうものです。

先生の口癖、
「一より習いて十を知り、十より返る元のその一」である。
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30℃の夏日でした。
どんな日でも着物を着る。を守り、暑いのに着物を着た。
一重の濃紺の着物に、綿の博多帯。
もうこれ以外になかった。

扇子がどうしても見つからないし、
足袋も薄めにしないと、我慢大会だ。

【5月の組紐】~道明展~

2015年05月30日 | 作る:組紐
【5月の組紐】~42回道明展~

道明展は、
「1年間に習得した組み」を使って
帯締の形で提出する、のが基本だと思っている。

「帯締」という決まりの中で作られるからこそ、
難しくもあり、面白いのである。
シンプルそのもの。

今年提出の一本は、
  地内記組のななこ矢羽に青海波模様と鯨柄を盛り込んでみた。
  こんな試みをしてみたかったので、
  配色は、極めて単純に、紺、白茶、金糸の3色

地内記組は、アンティークの帯締めによく見られる組み方。
まさか自分で組める様になるとは、感動。

【5月の組紐】~42回道明作品展~

2015年05月29日 | 作る:組紐
【5月の組紐】~42回道明作品展~

5月28日(木)~30日(土)3日間
生徒による作品展である。

1年目の作品から、30年以上続けている作品まで
一堂に展示されている。
毎年、圧巻。

組紐は、1本仕上げるのに時間のかかる物。
 さらに柄を決めるまでには、
 配色の検討や試し組みなどの試行錯誤を繰り返す。

作品展は、配色や発想など
 なるほど、と思ったり・・・
 参った、凄いと思ったり・・・
 好みの配色だ・・・などなど

  組んだ者だけが判ることも多いから真剣に見る。

好きな組みが見つかれば、その組を追及するも良し、
今年習った組から、1本仕上げるのも良し。
どちらにしても、
帯締めを一本仕上げることは、極めて重要。