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【組紐】~大暈しの冠組~

2012年12月27日 | 作る:組紐
【組紐】~大暈しの冠組~

昨日の続きです。
冠組の中でも一番難しいという、
大暈し&金糸の冠組に挑戦です。

やっとこさ、組み目が安定してきたのに、
桃色の暈しまで順調だったのに・・・
問題発生!暈しが上手く出ない。
耳はしましまでNG、綺麗に暈しが出ないと失敗です。
これ、これが難しい理由なんだ。
(職人て本当に凄いんですね)

直し方を聞いた様な気がするけど、
聞くとやるとではまったく違う。困った!!
 
中心の色は、白でなく青が正解だから、
問題点は、2ヶ所。上下、左右でずれてると言うことか?

そもそも何でずれるのだろうか
え~っ、どの糸引いたらいいのでしょう?!

うろ覚えで組んでみるけど、もしまた縞々だったら、
1月の講習会まで、アドバイス待ち・・・進まない。

この玉を1月の講義までにはずさないと課題の宿題が出来ない。
奈良組みの柄だし・・・宿題・・・

【組紐】~大暈しの冠組~

2012年12月26日 | 作る:組紐
【組紐】~大暈しの冠組~

台にかけたので、組んでみることにした。
冠組の中でも一番難しいらしい、
大暈し&金糸の冠組に挑戦です。

何度組んでも、組目が揃いません。
走り書きのノートだけが頼り・・・
組み手を思い出すまでに、時間がかかりました。

一日かかって、ようやく見られる紐の形になり、
約20cm組み上がり。
ここから1本の帯締めを仕上げるのです。
 

【組紐】~奈良組をする前に~

2012年12月24日 | 作る:組紐
【組紐】~奈良組をする前に~

奈良組みの宿題が出ているので、糸を持ち帰っているが、
必要な玉には、今、ぼかしの冠組の糸が付いてる。

ぼかしの糸は、下手に休ませるとぼかしがずれてしまう。
これを組み上げないと奈良組みが出来ない。
金糸も入っていて、冠組の中でも難しい組の1つだ。

ひえ~っ・・・
ひとまず、台にかけて、それから考えよう。




【組紐】~奈良組み玉付けと柄だし~

2012年12月20日 | 作る:組紐
【組紐】~奈良組み玉付けと柄だし~

今年最後の手習いは、芯入りの奈良組み。
前回組んだ紐を芯にして、
正倉院のあの紐である。

配色も自分で考えて、糸選び。
楽しくも大変な作業の始まりです。
これで、ほぼ出来栄えが決まってしまう緊張の時間。

 

今回は、奈良組みで華やかで品格もある・・・をイメージして作る。
糸の色も淡い感じを選びました。
初釜などの礼装に使える帯締め”真・行・草”の真の装いを目指す。

(下世話ですが、道明で買ったら24,000円ほどしますのよ)
  実は、意外に由緒正しい紐なのです。

技法的にも重要で、組紐の基本とも言うべく、
奈良組みに始まり、奈良組みに戻るらしい。

課題は、3パターンの試し組み、
他にも考えうる試し組みを1本分するつもりの宿題。で持ち帰り。
1月にその続きから始め、
一番イメージに合った試し組みから、一本仕上げるとか。
結構、ハードな内容です。

1月には、冬期講習会もある。
午前午後のまる一日で、新しい技法を習得する。

【道明展】~作品提出の後片付け~

2012年12月19日 | 作る:組紐
【道明展】~後片付け~

作品を作る為に試行錯誤をするうちに、
部屋の中は、糸で散らかり放題。
こんなのが部屋のあちこちに・・・

今日はその場所を片付ける。
糸は、一本と言えども貴重品。
綺麗に戻して、次回の出番を待つのです。

何が大変って、ほしい色の本数を抜き取って揃えること。
絡まらない様に細心の注意を払ってする。
(経切ってある糸を買えばいいのだが、色というのは頭で調和が図れない)

来年こそ、早めの準備をといつもこの時期思う。
なんだか今年に入って、帯締めが楽しくなってきた。
(今までは、課題だけは真面目にこなしていたけど・・・)

3年間で、手に一通りの技術が回ったからでしょうか?
次回からは、芯入りの奈良組みに入ります。

【道明展】~作品展へ提出完了~

2012年12月18日 | 作る:組紐
【道明展】~作品展へ提出完了~
12月13日に提出してきました。

今回の帯締めのテーマは、「ショコラの力」
チョコレートのイメージを帯締めで表現してみた。
組は、丸源氏組

色目が茶系で、意外に使い易そうな帯締めが完成。

 柄だしと配色の格闘の跡。

■帯締め:丸源氏組
■ペンダントの紐が2本:角八つ組
■仕覆紐:四つ組   合計3点が今年の提出。

【お茶のお稽古/12月】~本日の着物~

2012年12月17日 | 着る:きもの/着物きてみたら・・・
【お茶のお稽古】~本日の着物~

着物:更紗の小紋(橙、黒色系)
帯 :格子の織帯 (青磁系ベース 細茶、細黒)
帯地締め:辛子色/冠組
帯揚げ :濃緑と赤茶のぼかし
半襟  :刺繍半襟、藤色のぼかし
道行  :黒のベルベット
襟巻き :黒のフォックス毛皮(寒い時の必需品)
_______________________
 着物は、母の普段着の更紗。
 母の着物が着れる日が来るなんて、夢の様です。

2回目のお太鼓を結んで行きました。
織の帯は、芯がないので柔らかくて、型崩れした。
家に帰ってコートを脱いだら、あわや解ける一歩手前。

帯板も短く、幅も足りないと言われていたので、
この柔らかい帯には、その弱点が露呈した。
(家に帰って、早速おさらい)

【12月のお稽古】~桑小卓(くわこじょく)のお点前~)

2012年12月16日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【12月のお稽古】~桑小卓(くわこじょく)のお点前~

今年最後のお稽古です。
桑小卓という棚を使ったお点前でした。

亭主の設えは、クリスマスと送り干支。
茶碗に干支の龍文様、香合はクリスマスツリー文様、
水差しに、紅毛の細水差しなどなど

まず、お濃茶を頂き、お薄のお稽古。
 

【gooブログランキング】~ 1757 位 / 1795732ブログ ~

2012年12月09日 | 備忘録
【gooブログランキング】~ 1757 位 / 1795732ブログ ~

凄いことが起きてしまった。
ジェイスタイル工房ブログ始まって以来の快挙。1757位!!

 〔 179万件のブログ中の1757位! 〕
  訳もなくなんだか嬉しい。
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2012.12.05(水)
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1757 位 / 1795732ブログ

【道明展】~作品展提出の準備:小物編~

2012年12月08日 | 作る:組紐
【道明展】~作品展提出の準備~

ペンダントの紐に組違い、発見!!
組違いは、NG。と先生が言ってた。
そこまで解いて、組み直し。ショック。

解いて組むのは、普通に組むより時間と手間がかかる。
この紐5時間もかかるのだから・・・ショックだ。
 
 ■黒×銀糸の紐&ペンダントトップ
 ■黒単色の紐 &ペンダントトップ

この1組のお対で、提出する予定。
仕上げは、これから。腕の見せ所?。
_______________________
ペンダントの紐を組むに当たって、
何をペンダントトップにするか、考えた。

時間をかけて組む紐なのだから、
自分にとって大事な物をつけるべきだろうと・・・
そして、今のスタイルに合う物であること。

思いついたのが、お気に入りなのに使わなくなったイアリング。
〔イアリングの履歴〕
 ○素材:シルバー製でマーカサイト付き
 ○1980年代にアンティークショップにて購入

デザインは素敵だけれど、大きくてもう使えない。
(これ、ペンダントに向いてる!!)

【道明展】~作品展提出の準備~

2012年12月06日 | 作る:組紐
【道明展】~作品展提出の準備~

午後から、池之端の教室へ行って来ました。
提出日が来週に迫り、最終仕上げです。

ほとんどの方は、帯締めなので、房付けの仕上げです。
私は、3年待ってようやく今年、念願の四つ組を習い、
何とかこの組みで作品が作れないか思案中。
仕覆の為に道明に入ったので、帯締めまで手が回らない。

今回は、四つ組と八つ組で、なんとか作品展に提出したい訳です。
そんな事もあり、先日から茶箱に必死。

組紐が生き残るには、
着物を着ない人にも組紐を身近に感じてほしい思いもある。
(アクセサリーなどと紐の組み合わせ、袋ものなど)
素材は絹/シルク!エルメスやグッチのスカーフと同じ素材。
必ずファッションとの共通点があるはず・・・
今は、”和”がファッションを牽引してるとも言える。

とは言え、自分は、仕覆のおかげで、着物を着る様になり、
帯締めがほしい思いが今頃湧いてきました。
順番が逆。入り方は人それぞれということで・・・

〔道明の帯締めって、本当に素敵、とつくづく思います〕

【お茶のお稽古】~着物の後片付け~

2012年12月03日 | 着る:きもの/着物きてみたら・・・
【お茶のお稽古】~着物の後片付け~

昨日着た着物と帯だけは、ハンガーにかけてた。が、
他の物は、なんだか疲れていて脱ぎ散らかしたまま・・・
今日片付けた。

 ①伊達締めや紐類は、シワを伸ばして丸め、
 ②足袋や肌着は、洗濯と漂白。
 ③長襦袢は、衿をはずしてハンガーへ(ポリなので洗濯もOK)
 ④バッグの中の使用した懐紙やハンカチ他、掃除。
 ⑤草履は底を拭いて裏向きで、乾かす(帰り雨に降られた)

以外に大変でしょ。

他にも着物や帯、帯締めを出していたので、それも元へ戻す。
再来週のお稽古に着ていく着物を物色しながら、
片付終了。
(ここで長襦袢に白襟を付けておくと次が楽なんだけど・・・)

【お茶のお稽古/12月】~本日の着物~

2012年12月02日 | 着る:きもの/着物きてみたら・・・
【お茶のお稽古】~本日の着物~

着物:菊と縞の小紋(辛子色系)
帯 :草文様   (こげ茶系)
帯地締め:辛子色/冠組
帯揚げ :淡いピンク
半襟  :刺繍半襟、藤色のぼかし
道行  :紫に白い小柄
襟巻き :KENZOの大判ストール(寒い時の必需品)
_______________________
半襟と襟巻き以外は、すべて頂き物です(凄い!素敵!)

初めて、お太鼓を結んで行きました。
いざ結んでみると手の長さや仮ひもをどこで使うのやら・・・
お太鼓の大きさは、などなど。
もちろんお稽古先で、結びなおして頂きました。
(家に帰って、早速おさらい)

今回の反省点:
①髪型・・・
これは次回までにどうにかしないと
折角のお太鼓と着物が台無しです。
________________________
次回のお茶のお稽古、クリスマスがテーマらしい。
昨年の先輩達の装いは、星の入った帯や何かクリスマスに
まつわる着物や帯でした。
私も何か、色か文様か髪飾りか、何か1つ考えよう

②衿もと辺り・・・課題
衿回りがスッキリしない。着崩れる。衿芯が浮く?
小物の帯板が小さくて帯にしわが入る・・・
和装ブラがほしい!!
着物の下の寒さ対策・・・
ゆるめのスパッツ?かレッグウォーマーか腰巻か、である。
(防寒もやりすぎるとお稽古中は座っているので、
 今日の様に、圧迫されて変な足のしびれ方をする。)