四旬節第3主日
説教題 : 「神の宮」 岡田 薫牧師
讃美歌 : 旧約聖書 「出エジプト記」20章1~17節
新約聖書 「ローマ人への手紙」10章14~21節
「ヨハネによる福音書」2章13~22節
四旬節第3主日
説教題 : 「神の宮」 岡田 薫牧師
讃美歌 : 旧約聖書 「出エジプト記」20章1~17節
新約聖書 「ローマ人への手紙」10章14~21節
「ヨハネによる福音書」2章13~22節
3月8日は、豊中教会牧師の秋山仁先生の司式説教でした。イエスに従うと題され
た説教は「わたしは・・・」と問いかけに満ちて、感謝のうちにお聴きしました。
礼拝の後、釜ヶ崎の「喜望の家」の働きについてお話を伺いました。アルコール依
存症からの回復を中心とした相談、サポートをしています。秋山先生はここの牧師
としてルーテル教会から派遣されていますが、ドイツでアルコール依存症のセラピ
ーとして専門の勉強もしてこられた方。アルコール以外にも、買い物依存とか薬物
依存(麻薬だけではなく、不眠症や欝などの病院からもらう薬からも起こるそうで
す)、人間関係依存など、さまざまな依存症があることも教えてくださいました。
喜望の家のサポートはまことに具体的。相談に来た時、治りたいという動機は明
確にあるか、病気であることを認めているか(病識)、助けが必要であることを認識
しているか、相談しに来る時飲んでいないというのがまず出発点。相談者が喜望
の家のやり方に合うかどうか互いに確かめるお試し期間もあって、さまざまな作業
療法も組み合わせて自立していけるように助けていくそうです。
あなたはどう生きたいのと人の心に向き合って、社会復帰の練習をしていくところ
と伺いました。気持ちを伝える練習がその中心になるとも。
会員は一様に感銘を受け、その後行なわれた世話人会(札幌礼拝堂の伝道やも
ろもろを相談する会)では、今年のバザーの献金先に、「喜望の家」と昨年楢戸医
師から伺った「海外医療協力会」の2つとすることが決まりました。
主がここにわたしたちを導かれたことを感謝します。