今日は昇天主日の礼拝でした。天へと上げられていくイエス様と弟子たちとの最後の別れの場面です。一か月前にこの日の説教題を「空への旅」とつけた牧師は、この日は晴れてほしいと願いました。天に昇っていくイエス様の背景には青空が広がっていてほしいと勝手なイメージをもっていたからです。結果は、雨でした。牧師は悲しみました。今日が運動会だった子供達も悲しみました。しかし、聖書の中の弟子たちの心の中は晴々としていたことでしょう。弟子たちはかつて「わたしのそばにいて下さい」と言っていたのにも関わらず、天に上げられていくイエス様を見て大喜びでした。その理由は、たとえ隣にはいなくとも、ずっとイエス様は私たちと共にいて下さるということを、聖霊を通して受け取ったからです。決して切れない繋がりが約束されたことを喜んだのです。その喜びに、私たちも満たされていきましょう。空への旅は未だ続いています。今日も、これからも、ずっとイエス様と共に。
6月4日 聖霊降臨祭のご案内
聖 書:ヨエル書3:1-5、使徒言行録2:1-21、ヨハネ7:37-39
讃美歌:122,121,439,255
説 教:「聖霊に満たされて」 日笠山吉之牧師