CW(電信)ができない『シンニアマ』が急増しています。まあ、やるやらないは、その人の勝手です。とはいえ、いちおう『第二級』というなら、最低限『5NN BK』式くらいできた方が、私は『切れるパイが増えて楽しい』と思いますよ。
【写真:メモリーキーヤーで『5NN BK』でも、ええやん】
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◆セオリー通りにやろうとするから、うまくいかないのですよ。
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CQ誌とかの連載を読んでいたら『難しそう』と思うでしょう。
大事なのは『ピっ』ときたら『パっ』とやってしまうことです。
今の時代、最初からキバって送受信練習なんか、やらんでいいです。
その『時間がもったいない』です。
今や、PCとRIGがUSBでつながっているのですから、
PCに受信させて、送信はメモリーキーヤーで十分交信成立にこぎつけます。
一切、練習せず交信を成立させて『成功体験』を作ります。
成功体験を作ったら、当然『失敗体験』もあります。
失敗、ズッコケは『あたりまえ』です。
自分には『何が弱いのか』がわかってくると、
そこを重点的に練習すればいい。
粗削りですが、ちゃっちゃと、1日も早くCWデビューした方がいい。
まともに暗記受信をしようとか思うなら『1年がかり』になります。
たいてい、そこまで続かず『難しい、やーめた』となるのがオチです。
苦労して『モノにならない』のなら『時間の浪費』です。
1,送信は『メモリーキーヤー頼み』でいい
2,受信は『PCにデコードさせる』でいい
3,コンテストの呼び回りで『599』の局なら、PCは解析してくれる
とにかく『CWで交信をした』という『成功体験を作ること』です。
FT8をやっている局なら、
RIGとPCはUSBケーブルでつながっているはずですから、
Digital Sound CWというフリーソフトをインストールすれば、
受信はPCに解析させればいいのです。
そのうち、定型のフレーズはPCを見なくてもわかるようになります。
極論ですが、コンテストの時などは『電鍵なし』でも参加できます。
送信も定型文ですから、メモリーキーヤーにやらせたらいい。
交信終了時の『チョンチョン(・・=E E)』くらいは、
ホムセンのピンポンスイッチで、簡易タテブレを作ったら済みます。
とにかく『やったぜ、CWで交信できたぜ!』の成功体験が大事です。
アマチュア=道楽なのですから『テキトーにやればいい』のです。
符号を完璧に・・・は理想です。
今や、FT8がありますから、DXするのにはCW必須ではありません。
とはいえ、DXペディション局はCW運用もしています。
FT8では大行列なのに、CWは『一発で取ってもらえた』なんてザラです。
できれば、しっかりしたパドルを1つ奮発しておけば、とりあえずはOKです。
5NN BKだけだと、正直なところ『コンテストくらい』しか出られません。
コンテストで『成功体験』を作っておき、
一般のQSO時の『定型フレーズ』に発展していくと、
いわゆる『ラバスタ』がやりたくなります。
送受信を『いっぺんにやろうとするからコケる』。
慣れるまでは、受信のデコードはPCにやってもらう。
自分は『送信に専念する』でいいのです。
パドルを『往復ビンタ』みたく『バタバタ』と打つ人もいます。
CWは静かにできるものですから、
いずれスクイーズ打ちも『やりたくなるもの』です。
そういうときは『和文』にチャレンジするのもいいでしょう。
和文も『基本は定型文』ですから、
送信電文の原稿を作っておき、
文字のヨコに符号をルビのようにふっておけば、
それなりに恰好がつくというものです。
1,まずは『PCとメモリーキーヤーで「成功体験」』です。
2,続いて、5NN BK式で慣れる。
3,さらに、ラバスタにチャレンジする。
4,勇気を出して、和文のロールコールに参加してみる。
これを『1年がかり』くらいでやれば、アホでもCWはできます。
どうせね、和文にしても『しょーもないことしか打ってない』のですよ。
『オオタサン コンバンハ シンゴウ ハ 599 5NN デ キテイマス』です。
どうにもこうにもならないときは、
『アリガトウ ゴザイマシタ シツレイ シマス』で『打ち逃げ』でいい。
送信電文原稿をあらかじめ作っておけば、あたふたせずに恰好つきます。
200W免許で10・14MHzとかいいながら、
CWが全くできない『シンニアマ』は、
傍目に見ても『ちょっと、カッコ悪いな』と私は思っています。
第二級なら、最低限の電信くらいできるようになっておきましょう。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
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