なんとなく栗駒山に赴いてみた。
栗駒山は、山体が宮城県、秋田県、岩手県の三県にまたがる山で、山頂部は宮城県と岩手県の境界になっていて、二百名山の一つに数えられている標高1,626mの活火山である。
別に山登りをしようという訳でも無く、アマチュア無線をやって電波をガンガン飛ばしてやろうという訳でも無く、ラジオや無線を聴きに行ってきたのである。栗駒山の「いわかがみ平」と言えば、高いところが好きなアマチュア無線家が気軽にクルマで行けて、電波も良く飛ぶ高所の一つであるが、自分の興味はその途中にあった施設に。
今は無き、「いこいの村栗駒」の土地の横にじゃじゃーんとおっ立ってる防災無線と思しき中継局。
左が2014年9月の時点、右が2015年5月のものだ。
この施設は、すっかり運用周波数帯が変わり、監視カメラまで設置されている。
このカメラがよく動くシロモノで、設定されているであろう複数の監視点にレンズを向けていたと思ったら、こちらが近くにクルマを停めたとたん、こちら側に向いてロックオンしてくれた。(と感じた)
一方、その「いこいの村栗駒」跡地の反対側の端っこには、気象庁が設置した火山観測用の局舎が設置されていて、気象庁の資料によると、速度型地震計・傾斜計・地中温度計・空震計が設置されている。センサは深さ100mのところにあるそうだ。
今のところ栗駒山は静かのようだけど、このまま落ち着いててくれたらいいなと思う。
昨今、火山活動が活発になりつつあり、地震の発生も多いから、こうした観測設備は充実すべきところであるが、「大規模噴火は数千年に1度なのに24時間の監視が必要なのか?」とかいう、事業総括も責任も取らない無責任な事業仕分け劇のおかげで、その翌年の火山観測の予算をガクンと減らされた気象庁も何かと多難だよな。気象庁は、ただでさえ予算が少なくてアメダスなどのメンテナンス費用もカツカツだというのに。(その代わり、職員側に技術的なスペシャリストが多いのは良いことだと思う)
栗駒山は、山体が宮城県、秋田県、岩手県の三県にまたがる山で、山頂部は宮城県と岩手県の境界になっていて、二百名山の一つに数えられている標高1,626mの活火山である。
別に山登りをしようという訳でも無く、アマチュア無線をやって電波をガンガン飛ばしてやろうという訳でも無く、ラジオや無線を聴きに行ってきたのである。栗駒山の「いわかがみ平」と言えば、高いところが好きなアマチュア無線家が気軽にクルマで行けて、電波も良く飛ぶ高所の一つであるが、自分の興味はその途中にあった施設に。
今は無き、「いこいの村栗駒」の土地の横にじゃじゃーんとおっ立ってる防災無線と思しき中継局。
左が2014年9月の時点、右が2015年5月のものだ。
この施設は、すっかり運用周波数帯が変わり、監視カメラまで設置されている。
このカメラがよく動くシロモノで、設定されているであろう複数の監視点にレンズを向けていたと思ったら、こちらが近くにクルマを停めたとたん、こちら側に向いてロックオンしてくれた。(と感じた)
一方、その「いこいの村栗駒」跡地の反対側の端っこには、気象庁が設置した火山観測用の局舎が設置されていて、気象庁の資料によると、速度型地震計・傾斜計・地中温度計・空震計が設置されている。センサは深さ100mのところにあるそうだ。
今のところ栗駒山は静かのようだけど、このまま落ち着いててくれたらいいなと思う。
昨今、火山活動が活発になりつつあり、地震の発生も多いから、こうした観測設備は充実すべきところであるが、「大規模噴火は数千年に1度なのに24時間の監視が必要なのか?」とかいう、事業総括も責任も取らない無責任な事業仕分け劇のおかげで、その翌年の火山観測の予算をガクンと減らされた気象庁も何かと多難だよな。気象庁は、ただでさえ予算が少なくてアメダスなどのメンテナンス費用もカツカツだというのに。(その代わり、職員側に技術的なスペシャリストが多いのは良いことだと思う)