光と風の世界3

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大満足の第12回姫路ジャズフェス2009ー(その1)

2009-05-10 | BFJO2009

この5月9~10日姫路市文化会館で行われた第12回姫路ジャズ・フェスティバル

9日(土)18:00-20:00は公開のバンドクリニック

今年は岡山大学Swing Society Jazz OrchestraがBasie Straight Aheadを受け、Twinkle Jazz OrchestraがYard Bird Suiteをクリニックしてもらいましたが、毎回思うのですが、クリニックの講師陣が凄いメンツなんですね。守屋純子セクステットのメンバー全員が参加されまして、一人づつポイントを絞って解説や改善の話をされます。とても具体的で分かりやすいものです。それを聞いてるだけで面白いです。それに指導前の演奏と指導を受けた後の各バンドの演奏ががらりと変わるのも、いつもながらワクワクします。

なお、今年は高砂高校ジャズバンド部がクリニックに出なかったので、それはちょっと残念でした。来年の登場に期待します。(^^)

20:00-21:00はパートクリニック。各6人の講師のパートに分かれて。自分は楽器しないので毎年違う講師の話を聞いて分かったつもりになってます。というより、色んな努力されてることが聞けて実際のジャズを聞く際のポイントが分かって嬉しいものです。聞き方に深みが出るように思います。

今年は小山太郎さんのドラムの話を聞かせてもらって、得ること多しでした。ベイシーとエリントンのバンドではシンバルの刻み方ひとつでも全く違うと言うこと・・・やってる方には当たり前のことなのかも知れませんが、ひとつにまとまった音しか聴いてない一般人には、意外に知られてないことかもしれませんね。手首の柔軟性を維持するために鏡の前でスティックをふって扇形に見えるようにしてるという地道なトレーニングとか。

ハイハットやスネアの位置なども5mm単位ぐらいで最適な位置にセッティングするようにしてるなど・・・聞くこと全て興味深く、一時間があっという間でした。

10日(日)は朝10:30開演でしたが、

出遅れて2番手の神岡小学校の金管バンドの後半から聞きました。小学校であんなに出来るなんて、今後楽しみです。「線路は続くよどこまでも」は7分ほどかけて次々ソロを交替し、終わった後は指笛が飛ぶほど会場の心をつかんだようでした。

4番手のCastle Jazz Bandは例年休憩タイムに充ててたのですが、今年初めて全曲通して聴きましたが、デキシースタイルで思わず楽しくリズム取りたくなりました。

5番手のSwing Catsには知り合いが出たのですが、彼がいるのを忘れててよく似た人だなぁなんて・・・本人だとはすぐ判りましたが・・・相変わらず上手い節回しのソロを聞かせてくれました。そして私的にお待ちかねNo.1のボーカルまどか嬢の登場。去年は参加されなくてとても残念でしたが、今回はI've Got You Under My Skin そして、Mack The Knife を魅力振りまきながら唄ってくれました。

6番手はMega Tone Jazz Orchestra ここも知り合いが何人もいるのでその演奏振りも見ながらラテン中心の演奏を楽しめました。パーカッションが充実してるのでいいですね。暮れの12月5日のイーグレ姫路での定期演奏会も楽しみたい感じです。

7番手はSunday Sounds Jazz Orchestra ここはスタンダードナンバーをずらり並べてやってくれましたが、それぞれ楽しく・・・ALL OF MEの演奏にTbの片岡雄三さんが加わって素晴らしいソロを聴けました。どんなフレーズだったのかって聞く端からすぐ忘れてしまうんで、もったいないんですが・・・でもいつも感動覚える素晴らしいソロでした。

8番手に西宮ベースのWest Winds Jazz Orchestraが登場。昨年のSunny Side Of The Street での男声合唱団のパフォーマンスがまだ耳に残ってますよ。色んなジャンルをやられるのですが、私にはなじみの少ない曲が多いのでとつtき難いですが、演奏は素晴らしいものでした。今年はNight And Day を男性ボーカルで聴かせてくれました。熱帯ジャズ楽団のカルロス菅野氏の甘い声にも負けるとも劣らない(?)Tb Soloはそれ以上に良かったような気がします。

9番手のSaturday Night Gang が1曲目にBFJO松田組がやったTickle Toe をやりましたので、ついつい昨年聞いた記憶と比較してしまいましたが、似たような雰囲気の演奏だったかも・・・アレンジが同じだったんでしょうね。それで、「A列車で行こう」にはエリック宮城さんが参加しましたが・・・凄いトーンを堪能いたしました。

<つづく>