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「must」の私から「want」の私へ

2020年12月24日 | 目覚め
日本では数少ない癌患者専門の精神科。
国立がん研究センター「腫瘍精神科」部長・清水研先生の著書を読みました。
 
 
「ミドルエイジクライシス」「ミッドライフクライシス」に陥った方々。
そして、命の期限をつきつけられたガン患者の方々とその遺族。
 
 
そういった人達と精神科医として向き合っている体験から、
「幸せな人生」についての知見を述べていらっしゃいます。
 
 
また、ご自身もミドルエイジクライシスに陥り、
うつ病の一歩手前という時期をさまよったこともあったそうです。
 
 
私の場合はジワジワと迫ってくる…というよりは、
人生後半に向き合う必要がある事実が、強制的、かつ強力な形で迫ってきましたが、
まさに自分も体験を通して感じたことが本の中の随所にあり、
特にここ最近実感していたことと被ることばかり。
 
 
「こうしたい」という「want」。
「こうすべき」という「must」。
清水先生は…私自身「must」の呪縛が強かったので、
そこから抜け出るために苦労した、と書かれています。
 
 
試行錯誤する中。
時々世界が輝いて見える瞬間が現れるようになった…
私は「人間になった」という思いが去来し涙あふれ出てきた…
そんな体験をされたそうです。
 
 
私は今年の2月に「正気に戻ったね」というメッセージを受け取り、
今年の8月に「仮死状態から蘇生したね」というメッセージを受け取りました。
 
 
当初は「???」だったのですが。
清水先生の言葉を借りるなら「幻想から目覚めて現実に目覚める」
「罪悪感という幻想から解放される」過程だったと点と点が繋がる感じ。
 
 
「must」に縛られてガッチガチだった私でしたが、
「want」の私も少しずつ顔を出すようになってからは。
どこにいても何をしていても、
子供の頃の…あの瑞々しい感性が戻ってきた感覚が本当に嬉しくて。
 
 
私は存在していい。
この一言に辿り着くまでずい分時間がかかったけれど、
その喜びを教えてくれたのは、沢山のご縁のある方々。
みんなありがとう♡
素敵なクリスマスイブを(*^_^*)