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40数年ぶりに復活

2021年02月04日 | 日記
家の中で、そのほとんどの時間を過ごす場所。
そこに先日から登場したのが…フランス人形。
 
 
私が小学3年~4年の頃、つまり今から40数年前に
はるばる海を渡って日本にやってきた子。

実は、このお人形は母がフランス旅行に行った際に、
私へのお土産にパリで買ってきてくれたもの。
 
 
当時は「リカちゃん人形」が大流行。
リカちゃんだけでなく、大きめのバッグのような形で開くとおうちが登場する
「リカちゃんハウス」なるものも持っていた。

リカちゃんだけでは登場人物が少なすぎたので、キキララ(サンリオ)も参戦?
弟をつかまえて、あれこれセリフを並べ立てては一緒に遊んでいた。
 
 
そのような時代、フランス旅行から帰宅した母のスーツケースから出てきたのが写真のお人形。
「リカちゃん」や「モンチッチ」とは全く違う雰囲気にとても魅力を感じた。

腕と脚の付け根が動くようになっていて、靴も脱げるし、コットンの下着もちゃんとつけている。
私にとって「玩具」ではなく、特別な「お人形」になった。
 
 
自分の部屋のピアノの上が置き場所となった。
(その経緯は覚えていない)
…が、毎日ピアノの練習をする度に気になる。
つい手に取り遊んでしまい、途中で人形と別世界にいってしまう。
 
 
練習は中断され、そして母に叱られる。
また次の日も次の日も、叱られる度に「この子が遊ぼうって言うだもん」。
…でついに母がブチ切れたような(^_^;)
 
 
私は私で「この鬼ババ!」と思い、リュックサックにこの子を入れプチ家出を
(近所のお寺さんをぐるりと一周して帰宅)したというエピソードがある。

成長するにつれてこの人形と遊ぶことはなくなり、実家を出る時も置いて出た。
私が家を出た後も、母は大切にとっておいてくれた。
 
 
その母が2年前に「年齢が年齢になってきたから、少しずつ色々なものを整理していきたいの」
「あなたのものは送るわよ」と。

母のおかげで、あの当時のまま…本当に綺麗な状態で再会した。
「わ~、懐かしい!」と嬉しくなったものの、
どこに飾ればいいのか決めかねて結局2階のあまり使っていない部屋へ。
 
 
でも、友人の一言がきっかけでメインの居間に。




さらに、このお人形と空間に合わせた色のアドバイスをもらって生地を探し、
クッションまで作ってしまった♡
ミシンがないからチクチク手縫いだけど、久しぶりのお裁縫もなかなか楽しかった~♪


 
 
想い出がいっぱい詰まったお人形。
同じくフランスのアンティークの椅子にちょこんと。
部屋を見渡せる場所が定位置になりました。

目に入る度にあったかい気持ちになります(*^_^*)