60代の男のつぶやき

60代の男の行きつ戻りつ日記。バツイチオヤジの日常を過ごしていますが、なんて事のない日常を丁寧に楽しみながらの日記です。

立川談春独演会@仙台

2013年07月22日 | 日記

土曜日は夕方から、仙台電力ホールで

立川談春独演会でした。

休日の夕方ですから、和服で出かけましたが

着流しで小千谷ちぢみの長着だけでいくつもりでしたけど

どうにも格好がつかずに、アンティークの黒い絽の羽織を

あわせて出かけました。

実はその前日に着流しの粋なお兄さんの着こなしを街で見かけ

その着こなしが頭に残り、及もつかないので着付けしながら

ガッカリしたのが本当の話です。

あんなに粋な着こなしは私には当分むりでしょうなぁ!

 

さて、独演会ですが前回の独演会は弟子の前座がありませんでした。

楽屋裏でトラブルがあり弟子の出番は取りやめて、

弟子に「私の目に見えない所に行け!」と言ったとか・・・

昨年の独演会で話していました。

その弟子が今回前座に「道灌」をかけた立川春樹さんみたいです。

春樹さんはお暇を出されて、気仙沼の狐崎浜でワカメ漁をして

ボランティアしていたそうで、談春師匠がお許ししたそうです。

二枚目になったら、ボランティアをしてお世話になった方に

紋付を着せてご挨拶されるそうです。

前日に放映されたテレビの「Aスタジオ」の鶴瓶とさだまさしとの交流も

裏話も触れて絶妙です。

 

「子別れ」下

上中下の下を聴きました。

「子別れ」への談志師匠の取り組みやらの経緯を聞き

その大事な噺を弟子が継承してくれないと嘆く談志

談志の意思を思い、継承して熟慮の上で噺をかけた談春、

以前の噺の継承の意思を忘れてしまい、談春を怒る談志

それを耐える談春

しばらくして継承の事を思い出し、許可した談志

耐えた談春も偉いけど、

縦社会は大変なもんだなぁと思った次第です。

それを、踏まえての「子別れ」

良かったですねぇ!

さすがに実力者の談春師匠です。

 

野球のオールスターの夕べ、選挙活動の最終日の賑やかな時間に

終演でした。

なんとも楽しい夕べでした。

是非、来年も伺いたいものです。 

コメント (2)
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