地元に生まれ、地元で育ち、地元で命を終える、
そんな人生は幸せかも知れません。
山口県周南市の集落での殺人・放火事件を思うと
よそ者を受け入れない集落の集団の難しさを感じます。
父は会津若松で生まれ育ち、会津一円で仕事をして
約35年前に家を建てました。
家は、農家の集落の端っこのあたり。
でも、集落の一員とは認められていないようです。
農家ではないから?
田畑を持たないから?
農家から田んぼを買って家を建てたよそ者だから?
実家が今だによそ者扱いになっている事が
今回の事件を一刀両断に、
悪い奴と言い切れない躊躇いがあります。
父母がそれなりにお付き合いをしてきても
受け入れない集落の態度に割り切れない思いもあります。
周南市の彼には彼の言い分もあるんだろうなぁ・・
ほんとに悪い事は悪いのですよ。
でもね、そう仕向けた集落の長老も居たんでしょうね。
多勢と無勢、多数と少数、
政治と同じように、
正論が通る訳でもなく
言葉や行動にしたほうが負けの世の中
辛い事です。