東大前の事件は、かなりインパクトがあったようで、続報が相次ぎました。
犯行に及んだ高校生は、中学校の時から異常に成績に執着していたようです。
勉強ができると言うのが、彼の唯一のアイディンティティだったのでしょう。
中学で勉強ができても、高校、大学と、勉強のできるライバルは手ごわくなってきます。
神童も、ただの人に成り下がっていくのが、普通です。
勉強は、スポーツに似ています。
ある程度までは、努力でなんとかなりますが、上に行けば、才能が必要になってくるのです。
勉強ができるのとは別に、それがわかる理解力があれば、成績にあった大学を目指すようになります。
その理解力がなかったので、事件を起こしたと言うことですね。
勉強と言うスポーツのエキスパートが目指す到達点が、理Ⅲ合格なのです。
ただ、頭の良さはさまざまで、真の天才は東大の他類や京都大学を目指したりします。
彼にとっては、偏差値がすべての基準で、成績順で振り分けたクラス分けで、
下位のクラスの生徒に侮蔑的なことを言ったりもしたようです。
これと似ているなあと思ったのが、高層マンションです。
場所やマンション特定で、ヒエラルキーがあるようですが、同じマンションでも、
階層によってヒエラルキーがある。
高層ほど高くなるので、住民たちはそれを意識して暮らしているそうです。
まあ不自由なことですね。
僕は、絶対に高層マンションなど住みたくもないですね。
(もう手の届かない価格になっていますが、、、)
いくら景色が良くても、たまにレストランのある高層ビルに行けば十分です。