ＣＳ西武敗退：完全に采配ミス

パのＣＳで「下剋上」が起こり。西武が敗退しました。
辻監督は号泣したそうですが、監督采配の間違いによるものです。
1勝のアドバンスがあり、ホームチーですべて戦うという大きなアドバンスを生かせませんでした。

すべては、初戦の先発の采配にあります。
確かに、菊池は西武のエースで、今期は非常に好調だった。
初戦にエースを持ってくるのは常道です。

しかし、菊池はソフトバンクを苦手としており、数年勝てていません。
最後のほうで、ようやく1勝しましたが、その後また負けています。
菊池には、当然苦手意識があったことでしょう。

リーグ戦では、一時2位に10ゲーム差つけて独走していましたが、
ソフトバンクが追い上げてきた3連戦に、菊池を先発させました。
当然のように負けて、ゲーム差が縮まり、ようやく逃げ切った状況でした。

菊池の苦手意識はともかく、ソフトバンクはＣＳ初戦の先発が菊池で意気が上がったことは間違いありません。
短期決戦の初戦は、非常に大きな意味を持ちます。
それを、戦う前からもらったという気になったのは間違いないでしょう。

案の定、初戦を落とした西武は、ソフトバンク打線を活気づかせ、
西部のお株を奪った打撃で、ＣＳ勝利しました。
短期決戦を知っていた監督であれば、わざわざ菊池を初戦に使わなかったでしょう。

しかも、菊池は、この後アメリカにわたります。
初戦の先発をはずしても、チームとの関係が悪くなるのを心配する必要はありませんでした。
ＣＳ敗退は、辻監督の采配にすべての責任があります。