眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

抱いて(松田聖子)

2008-01-27 | Weblog
不倫の歌もけっこうありますが、この曲もカラオケなどでよく歌われたようです。
特に、男達からのリクエストが多かったとか。
さすがに自発的に歌うには勇気がいる曲ですね。

松田聖子と言えば、大学時代に聞いた「青いさんご礁」が印象的です。
さわやかでありながらとおる声と、例のぶりっ子の外見で、ポスト山口百恵の座を射止めました。
ちょうど、ピンクレディも解散までの下り坂でしたので、明菜とトップを争っていました。

明菜がかわいらしい容姿に似合わない大人っぽい歌唱力で売ったのに対し、単なるぶりっ子で売るアイドルと言う位置付けでした。
郷ひろみとの結婚騒動の後、神田正輝と結婚、僕もちょうど就職して一番忙しい時期でしたので、歌謡曲を聞く暇もなくなりました。

その後、CMで名を隠して歌ったことが話題になったことを覚えている程度で、どのような曲を歌っているかは関心がありませんでした。
「抱いて」は、もらったカセットテープ(なつかしいですね)で始めて聴きました。
ほんと大人の歌ですね。

この歌をどういうつもりで、男達がリクエストし聴いたのか、不思議です。
曲の最後に、子どもができたと言うフレーズがあり、この後男にとって修羅場が訪れるのは必至です。
こんなおそろしい歌はないのに、どう楽しんだのでしょう。
疑似体験として、自分への戒めとしたのでしょうね。

修羅場を予想させる曲としては、太田裕美の「9月の雨」があります。
男の浮気の現場に乗り込む女性の心情を唄った歌です。
女性の心情になりきればいいのですが、その後の修羅場を想うと、やはり男にはぞっとする歌です。
でも、最後のほうで別れを暗示するフレーズがあるので、三行半を叩きつけて終るのかなとほっとしたりしますけど。

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