ジャニーズは全く関心はないですが、

ジャニー喜多川さんの死が、大きく取り上げられています。
病名を聞いたときから、高齢でもあり時間の問題と思っていましたが、
予期したよりも頑張られたと思います。
報道の通り、教え子たちの呼びかけで、生きる気力を振り絞ったのでしょう。
ご冥福をお祈りします。

さてジャニーズですが、私にとってはフォーリブスの解散没落のイメージが強すぎて、
SMAPの成功以前はよくないイメージしか受けていませんでした。

SMAPも、実を言えば、こんなきれいごとの歌詞と30過ぎのありふれた男たちの
どこがいいのか、まったくわかりません。
ジャニーズ脱退騒動は、むしろ好感をもって見守っていました。
やっと、人としての顔が見えてきた気がしたのです。

申し訳ないですが、それ以外のグループは、還暦男にとってはがらくたばかりで、
何の関心もありません。
まったくジャニーズの対象にされていないのですから当然ですけれども、
宝塚とともに、まったく縁のない世界になります。

そんな中で、けっこう興味深く感じているのは、ジャニーズから離れたタレントたちです。
黎明期のジャニーズにいた、あおい輝彦はずっと生き残り、
そしてフォーリーブス坊やであった郷ひろみは、今や自分の世代の星と言ってもいいでしょう。
自分も頑張らなくてはと思わせてくれます。

フォーリーブスも嫌いなグループではなく、50歳を過ぎて再結成した時には、
応援したくなりました。
還暦前後で、2枚を失ったことは残念でした。

また、シブがき隊出身の本木雅弘は、俳優として大成しています。
過去の功績で高給をもらって遊びまわっている近藤真彦と違って、
功労者でありながらジャニーズを飛び出し、苦難の道を選んだ田原俊彦は、
今テレビでいい味を出すようになりました。

こうして見ると、20代のうちにジャニーズを離れたほうが、一人の人間として、
成長できるようです。
ジャニーズに属さない俳優たちは、関心を持って見られる30代の役者がそろっています。
ジャニーズ所属の役者は、うざったいだけですね。