立憲民主党の躍進；欅坂４６のおかげもありそう？

選挙速報が始まりました。
ほぼ事前の予想通りに収まりそうです。
前世紀には、事前予想から乖離する場合もありましたが、
このところそんなことはなくなったようです。

自民の圧勝で公明は数を減らすとは言っても、
絶対安定多数与党となります。
その原因として、例の希望の党と民進党とのごたごたが、
どれだけ大きかったか気になります。

おそらく、希望の党が出現しなければ、安倍批判から
野党の候補者は、もっと善戦できたことでしょう。
野党がまとまることができましたからね。
小池さんは、安倍さんに助け舟を出した結果になりました。

小池さんは、なんとなく女性のやわらかいイメージで売っていたのが、
最後の最後に、素顔を出してしまいました。
まあ、どちらかと言えば、日本にとっては非常によかったですね。

それはそれとして、注目すべきは立憲民主党の躍進です。
リベラルは、日本人のおよそ３割はいるといわれていますから、
まあ、驚くべき数字ではないかもしれません。

しかし、希望の党よりも準備が遅れて、駆け込みでこれだけ
当選者を出すとは予想ができませんでした。
これも、党を立ち上げたときの枝野氏のぽろっと漏らした言葉が
結構効いたように思えます。

カラオケで、「不協和音」を歌いたい。
これが、一部の若い人たちの心もつかんだでしょう。

あまりAKBグループには関心がなくて、乃木坂にかわいい子がいるな
というぐらいでした。
歌詞を調べてみましたたら、確かに、今回の枝野氏の心境にぴったりですが、
それ以上に、リベラル、自由主義をうたった歌詞でした。

欅坂４６によって、安倍さん以上に、枝野氏にアキバ族が親しみを持ったように
思えます。