眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

テニスは体力と精神力の限界に挑むスポーツだ!

2019-01-28 | スポーツ
全豪テニス、男子も女子も面白かったですね。
錦織は、無念のリタイアになりましたが、大坂がまさかの優勝!
1年前には、こんなことが現実になるとは思えませんでした。

錦織は、体力の限界ですね。
下位の選手にも、ほとんどフルセットでなければ勝てない。
男子で優勝する選手は、もっと楽に勝てて、体力を温存しています。

準決勝で、優勝を争う相手に対する時には、もう体の限界になっている。
彼に、これ以上がんばれと言うのも酷な気がします。
怪我をしがちなので、あまり無理はしていませんが、勝ちきるのに体力を使い果たしてしまう。

自分がテニスをやっていたころ、マッケンローとボルグの時代ですが、
体力気力の限界まで戦っていたのは、この二人の対戦のときだけだったと記憶しています。
今のテニスの試合のほうが過酷ですね。

下位の対戦では、男子でも3セットマッチにしてもいいじゃないですかね。
錦織だけでなく、体の故障から離脱する選手は少なくありません。
ベスト8から、5セットマッチでもいいんじゃないですか?

大坂は、体力もすごいですけど、気力がすごいですね。
決勝戦もそうでしたが、精神力が切れそうで切れない。
持ち直す力に、凄みを感じました。

決勝を含めた3試合が、どちらに転んでも不思議はありませんでした。
決勝戦でとったゲームは、18対17、たった1ゲーム差で優勝しました。
もう気力が尽きたかと思うところで盛り返しました。

これは、スケートの羽生にも感じたことでした。
錦織も、気力はすごかったです。
ただ、体が悲鳴を上げてしまいましたね。

日本は、かなり落ち目になっていますが、今の20代には期待が持てそうです。
そんなに日本の未来は悲観的でなく、若い人たちが盛り返してくれることでしょう。


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