眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

笑点とドリフ:円楽の死で長寿の秘訣を考える

2022-10-11 | Weblog
円楽が亡くなり、追悼番組が放映されました。

司会をしていた、師匠の先代、円楽、そして歌丸との掛け合いが、絶妙でした。

そこで気づいたのが、ドリフターズのコントとの類似です。

ドリフでは、いかりや長介がリーダーとして仕切り、それにメンバーが絡むと言う展開でした。

積極的にいかりやに絡むのが、加藤茶で、これは終始変わりませんでした。

この構図は、司会の先代円楽、歌丸と、6代目円楽との関係と全く同じで、笑点でも最も受けていました。

志村けんは、お馬鹿キャラで、いかりやを翻弄して、笑いを取ります。

笑点では、木久扇の役割ですね。

お荷物キャラの高木ブーは、好楽にあたり、バイプレーヤーに徹する仲本工事の役割はたい平で、体を張って笑いを取りにいきます。

ドリフより笑点のほうがメンバーが多いのですが、小遊三は、途中で抜けた荒井注とかぶりそうです。

こうしてみると、笑点が長く続いている理由がわかってきます。

5,6人のグループで、キャラを際立させるのが、日本で笑いを取る秘訣のようです。

三平は、キャラを確立できず、メンバーと絡めなかったのが、降板の原因でしょう

ドリフのコントは、莫大な金がかかっていましたが、笑点は会場を借りるだけで済みます。

テレビ局にとっては、この上ない番組になります。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。