埼玉はドベでもいいよ：都道府県魅力度ランキング

毎年物議を引き起こしているのが、都道府県魅力度ランキングです。

と言っても、躍起になっているのは、毎年最下位争いをしている北関東の各県だけですが。

今回は、順繰りで栃木が最下位になりましたが、異議を唱えたのが群馬県の知事です。

抗議して、法的処置をとると注目を浴びましたが、大人げないとか、批判する意見が大多数のようです。

このランキングの方法が、1万人ちょっとの人を対象に、簡単なアンケートをしただけで、
その方法の割に大きく取り上げられるのが気に入らないようです。

実施した会社のほうは、必死に信憑性をアピールしていますが、何を魅力としているのか、
統計的な意義はどうかと問題は確かにあります。

会社が、自信を持って対応するほど、りっぱな統計ではありません。

マスコミに取り上げられるので、嬉々としていますが、こちらのほうが大人げないですね。

要は、観光地として魅力がある、行きたい県はどこかと言う調査でしかありません。

人口の多い東京圏を中心にすれば、北海道、沖縄、京都が上位を占めるのは当然です。

北関東は、珍しい地域ではなく、わざわざ行くところではない、という結果になるのは当然です。

しかし、実は。栃木には日光や那須、群馬には草津や伊香保など、結構良い観光資源があります。

知事としては、それをないがしろにされるのが気に入らないのでしょう。

むしろ、不思議なのが、あの埼玉が最下位にならないことです。

下位を低迷していますが、今年はビリから3番目の45位でした。

埼玉県民がライバルとしている千葉に大きく水をあげられました。

でも、根っからの埼玉県人からすると、最下位でも構わない、むしろそのほうが
埼玉らしいと思ってしまいます。

はっきり言うと、他県から埼玉に転入する人が多くなるのは迷惑です。

住みたい人が住めばいいので、ろくな観光地もないのは事実ですから、最下位でもなんとも思いません。

しかしながら、実はコロナの影響で、埼玉に転入する人が多くなっています。

とんだ迷惑ですけどね。