眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

タワーマンションは微妙:格差だって?

2019-10-19 | Weblog
本当に深刻な被害は、長野と東北で起こっていますが、それと関東北部以外に、
都市部でも意外な場所で浸水被害が出ています。
多摩川沿いの状況が、徐々に明らかになてきました。

川の向こう側の川崎のタワーマンションの被害が、大きく報道されていました。
下水があふれ出たのが原因で、住民へのひがみからか、心ないことを書くSNSもあったようです。

僕としては気の毒という感情しかないのですが、率直に言うと、なんでタワーマンションなんかに住むんだろうというのが本音です。
ひとたび停電などに見舞われれば。非常に不便な生活を余儀なくされることは、
覚悟しなければ住めません。

分譲価格が高いので、わりと高所得層が住むと言われています。
しかし、地元の人であれば、立地は良くないことは知られている場所ばかりです。
有名な湾岸沿いは、埋立地ですし、今回の川崎はもともと工業地帯で、
住宅地としては評価が低かったところです。

そうした逆転現象は、関東各地で起きています。
タワーマンションに限らず、新興住宅地として人気が出てきたところは、
住宅に適さない見捨てられていた土地を、大規模開発したところです。
田園調布や二子玉川でも、浸水被害が出たのはそのためです。

さらに、現在開発中のところもありますが、治水防災対策が十分取られているか、
確認し納得してから住むことを考えましょう。
今回、治水がうまくいって感心した地域もありますが、
本当に大丈夫かと思うようなところも、関東各地にあります。

東京首都圏は、田舎者で成り立っていますから、
とんでもないところが、住居として人気が出てきます。
江戸っ子を始めとする原住民は、かなり冷やかに見ていますけどね。

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